空○科学○本とか、○学会とか、まぁそういった重箱の隅をつつくような書籍が多いが
そんなことを思うと、虚実取り混ぜたギャグと、極めてギャグに近い真実というか、逆もあり
有る程度、相応の知識を必要とするので、「子供向け」ではないだろう
世代的にも、作者に近いか、同様のカルトな雑学が有ってこそ楽しめる
極めてブラックホールに近いような真っ黒なギャグとか真実とか・・・
「なんでこんな事を（まで？）？」もと思うような豊富という表現を超えた知識の固まりと情報収集力には昔から感嘆するｗ
完璧に内容を理解して楽しむことは難しいので、予備知識やネットを利用して閲覧するのがベターかと思われ・・
同氏の著作「カールビンソン」よりは個人的には楽しめた
ともかく、お勧めということで・・

まんがサイエンスや宇宙家族カールビンソン、ワッハマンなどでカルト的人気を誇るあさりよしとお氏の科学漫画。
以前１〜２巻出ていたものを一冊に纏めたものですが解説がカットされてる！これは残念
。ドップラー効果の解説にドップラー総統とか載ってて笑ったのに・・・
まんがサイエンスよりも、あのがんまサイエンスに近いじゃないなかぁと思います。
インチキ科学漫画です。一部事実と思われる部分もあるのかもしれませんが
基本的には嘘ばかり。
しかし読んでいて何処までが嘘で本当なのか分からなくなり、同時にネタのマニアックさとリカちゃんの可愛さ、希印博士の変人ぶりに飲み込まれてしまう。
水道水のしくみとか死の判定とか宇宙の障害物スペースデブリの話とかは個人的にお勧め！
つーか全部お勧め！
余談ですがリカちゃんはまんがサイエンスのあやめちゃんが高校生になったらこんな感じなんだろうなぁという容姿と性格をしており、
あやめちゃんのファンなら更に萌えること間違いなしだ！

雑学王・あさりよしとお氏の
科学雑学漫画(一部真実が含まれている場合があります)。

どこまでが真実でどこからがフィクションかは、
社会的にけっこうキワドかったり、
一般常識以上の雑学が必要だったりするものの、
作者得意のズラしがいい感じに出ています。

2000〜2001年当時のネタなので
“多少”古いものもありますが、
今でも勘違いされてる“ガセビア”も
載っているので充分タメになります。

ぜひ、現在の科学新情報で
また描いて欲しいものですが……

ところで、なんでこんな時期に新装版なんでしょう？

「のび太の恐竜」じゃなくて「のび太の海棲爬虫類」だろう、とかいらんこと言ってニヤニヤしてるあなた、おとな気ないですよ。


さて、2000〜01年に全２巻で発売されたものを１冊にまとめた本書。
しかし、もし可能なら前作を購入した方がいいかもしれません。

というのも、前作にあった各話のあとのまじめなミニ解説記事を、本書ではカット。
そのため若干理解しづらいかもしれないというのがその理由です。
新たに書き下ろされた話もちょっとＨＡＬの雰囲気とは違うような気がするし…。

とはいえ、実際には前作を手に入れるのはちょっと困難なので、よくわからないところはネット検索などで自分で調べるぐらいのつもりでいれば問題はないでしょう。（そもそも少年漫画誌に連載されていたものが、さほど難解であるわけがないのですが）
本書を購入後、中古本屋で気長に前作を探す、というのがベストだろうとは思いますが。