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巨万の富をつかむ メモる技術 (しごとハンドブック)

価格: ¥840
カテゴリ: 単行本
ブランド: マガジンハウス
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異質、独創的、発想法、考える力が新しいことを生み出す ★★★★☆
タイトルの「メモる技術」を「発想法」や「読書術」「人脈術」
などに置き換えれば、ネタは中島氏の他の「しごとシリーズ」の内容と
重なります。しかし、この圧倒的な文章の「波」、読ませてしまう「軽快さ」
は多分他者ではまねできない。特に、本書を書かれたときは、ご機嫌がよかった
のか(?)、笑いの種や軽妙なテンポが冴え渡っています。

「メモる」技術の話は、全体にばらまかれてはいますが、そのテーマ自体
に触れているのは全体の半分もありません。後は、中島式、縦横無尽な
発想、膨大な読書、プロデュース感覚のビジネスマンの差別化、個性的な
発想、生きかたのすすめのオンパレード。

読んでいて、相当に楽しい。本から何かを学ぶ、というのはやめ。
中島ワールドは、あちこち縦横無尽に飛んでいく千差万別に次々と繰り出される
びっくり箱に、「気づき」「元気」「やる気」の「気」を脳内に沸きあがらせる
ことができるかどうかが勝負どころ。

本書の核心は「情報の波をどう整理し、どう自分の体を通して付加価値(独創性)を
生み出すのか」のノウハウをあますことなく開陳(自慢話満載で)しているところに
あります。

特にビジネスパーソンにとっては、平凡な日常を打破するアイデア
満載の、おもしろいこと、この上ない絶「口調」な新書です。
アイデアを産み、育て、それが富になる。そのためにはアンテナが必要だ。 ★★★★★
メモをどうとり、どう活用するか、について鋭い意見が聞けました。ただ漫然と書き取ることがメモではなく、目的意識を持ち、アンテナに引っかかってきた情報を脳みそにインプットすることがメモなんだな、とわかりました。
そのほかにも、知識ではなく感性をのばす方法とか、ビジネスを開く方法とか、いろいろアイデアがあり、使いたい技術が豊富に公開されています。
関心があると、見えます。車に興味がなければ、道路を走る車は単なる車です。関心があると、車種や色やドライビングテクニックが見えます。メモは関心の対象に向けられる物です。
この本に対する辛めの批評もありますが、わたしは、それほど誇大広告とは思いません。ちょっとしたアイデアが富を生むことは確かですから。(誰もがそのアイデアを育てられるとは言っていません)
(そのままだけど)メモの大切さを教えてくれる本 ★★★☆☆
本のタイトルにある「巨万の富をつかむ」と帯にある「セレンディピティはこの本に潜んでいる」は明らかに誇大広告だと思います(この為、マイナス2点しました)

中身は、メモの目的から効果、覚えから発想法、目標達成ツール等々、著者自身が「全てがオリジナルな方法」と言っていますが、メモだけで、よく、これだけの本がかけるもんだとまず感心しました。

しかし、それだけ、著者がメモ(と言うより、もう少し広げて、書くことと言った方が分かりやすい気がした)の重要性にこだわっていることがよく伝わって来た本でした。

素直に、「メモは大切だ。私も何でもすぐ書く癖の人になろう」と言う気持ちにさせて頂いた本でした。

メモる習慣がついた ★★★★☆
この本を読んでから必ず外出する時には
メモを持ち歩くようになりました。
とにかく、どんなくだらない事でも書くようにして
習慣づけるように気をつけました。

発想についても素晴らしい気付きを与えてくれる本で
好奇心を持つために
対極の発想、異次元の発想、元気の出る行動
以外のものは捨てろと書いています。

アイデアを発想するためのツールもいろいろ紹介されていますが
カメラ付携帯のように普段使っているようなものを
有効に活用する手法がメインなので、実践しやすかったです。

メモる技術だけでなくアイデア発想法についても勉強できる本でした。

それまではメモなんてなくて大事なことは覚えていられると
タカをくくっていました。

しかし、メモに書く事で新しいものを発見したり考えたりする
脳のメモリースペースを空けることができるという話を
最近、ある方から聞いてなるほどと思い
この本を読み返しました。

ただ、星を4つにしたのはタイトルの「巨万の富をつかむ」というのが
内容とあっていない気がしたからです。
でも、お薦めできる本だと思います。

すぐにメモをとる習慣を身につけたい人に ★★★☆☆
メモの必要性、取り方の工夫などを具体例を交えて解説したがんばれ本。

「巨万の富をつかむ」というタイトル中の言葉は短期間に数多くの類似本を書く人がやたらとつけたがる全く不要な形容詞。PDA などを用いて何でもまめにメモする習慣のある人にとっては特別新しい発見はないだろう。

大げさなタイトルを冠したこの手の本にはあまり過度な期待をせず、気を入れ直したいときに気軽にぱらっと読むのがいいと思う。

個人的には、ノートは必ず左右見開きで使い、メモは左側だけにし右側は自由記入欄としてあけておくという部分が面白かった。今後実践してみたいと思う。