インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

英文精読へのアプローチ ミクロとマクロの視点から

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 研究社
Amazon.co.jpで確認
本格的長文問題集 ★★★★☆
「文と文ないし段落と段落の関係」の解説が特長の問題集である。受験科目としての「現代文」で学ぶこと(文章の構造的・論理的読解)を英語の文章を通して学ばせる問題集であると言える。勿論、文レベルでの緻密な解析もなされており、英語力そのものの向上も期待できる(但し、極一部ではあるが納得し難い文法的解説が見られた)。構造的・論理的読解を英語の文章に対して行う訓練を積みたい人にお薦めの問題集。1つだけ難を言えば、誤植がかなりある。よって☆−1とした。
三年後には ★★★★★
2chの『英語の勉強の仕方』スレにてテンプレ化しているであろう良書。
下線部和訳力(ミクロ視点)をまず養い、次に情報構造やディスコースマーカーに着目して大意を把握する力(マクロ視点)を養う。
この本をマスターすれば、和訳、要約、段落整序を得点源にできたも同然で、東大受験生にはまさに必見の書といえる(早慶志望者にももちろんやってもらいたい)。

次に位置付けについて話をする。
英単語、文法、解釈においてある程度完成している必要がある。

特に解釈は同じく情報構造を用いて講義する西きょうじ氏の『ポレポレ英文読解プロセス50』を習得してから入るとやりやすいだろう。
待ちに待たれた本がついに出た! ★★★★★
 著者の造語である「表現リレー」をベースにした、情報構造から読む読解の技術。

 なかなか読みづらいけれど(著者は黒板の板書が汚いことでも有名だったが、活字
になっているだけマシといえるか)、丁寧に読みこなせば、「読解に必要な文法」
「大意要約」両方の方法論が、完全に身につくことは請け合い。

 確か15年前から「来年はついに本を出します」と言い続けて反故にしてきた著者だから、
一生出ることはないだろうと思っていた初の参考書が出た。

 著者の独特の授業スタイルの手の内を、完全に明かしてしまっていいのだろうか、
とも思うが、まあ、いいのだろう。
 
どこに出ても通用する英文解析力を養う ★★★★★
 山崎貞、原仙作、伊藤和夫らの学統を汲む、正統派の英文精読の方法と実践を目いっぱいに盛り込んだ良著。
 まずはミクロとマクロの観点から、その方法を示していく。具体的に言うと、下線部和訳の演習を中心に、緻密なゆるぎない品詞分解や構文解析の手法を余すところなく論じる。続いて情報構造や論理的関係に着目してダイナミックに文章全体の構造をつかむ技術に迫る。
 そして総合問題ではこれらを統合し、どんな英文でも大胆かつ繊細に読み解く訓練を徹底する。ひたすら質実剛健に、無駄のない、ストイックに真の英語力を目指した構成である。
 「コミュニケーション重視」だとか、「文法・訳読対コミュニケーション」など最近巷でよく聞かれる。そんなレベルの低い二項対立や、空虚な掛声などどこ吹く風の、最高級の英語力が、本書を学び終えた後には身につくことは請け合いである。本書の示すような精読こそが、真に実績のある、英語話者の感覚や論理に正々堂々とアプローチする方法であり、しいて言うならどんな英文にも対応できるコミュニケーション能力の素地となるものである。
 ただ一点挙げるなら、やや構図が見にくい。ポイントは強調したフォントにするなどすればもう少し見やすくなったのではないか。