病気療養中は朝日新聞は4コマ漫画と文化欄以外は価値がないと痛感。
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待ちに待った。
病気療養の為に新聞連載がストップした時の4コマ漫画まで収録。
いやさすがいしい先生です。
ホントに声に出して笑える作品が多いことは当たり前だが
このオチはどういうことだろうと考えさせられる
いしいワールドは健在。
しかし、病気療養は長かった。
朝日新聞は4コマ漫画と文化欄以外は価値がないと痛感した。
いったい何の病気だったんだろう。
8を楽しみにしています。
お身体に気をつけて連載を続けてください。
ずっと続いてほしいシリーズ
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朝日新聞に連載されている4コマ「ののちゃん」の2008年4月から2009年11月までの掲載作品を集めたものです。
いつもながらのマイペースぶりですが、今回読んで気がついたのは、意外とあたらしい登場人物が出てきていること。野球部のシマダッス、柴島、キクチ食堂のロカちゃんなどがこの巻で(たぶん)初登場しています。それでもキャラクターがインフレにならないのは、ほどよく忘れているからなのでしょうか。
難解なオチがちょくちょくありますが、これもいしい先生の作品だとよくあることです。
新聞の連載の方は、先生が体調を崩してしばらくストップしていました。先日から再開しましたが、8巻が出るのは少し先かも知れません。お身体に気をつけて、ずっと描き続けていただきたいです。
バカバカしくも、仕合せな日々―必笑の一冊☆
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本書は、時事問題、現代哲学、歴史、スポーツ、ミステリーなど
幅広いジャンルの4コママンガを発表し続ける著者による
新聞連載作品を収録した単行本。
たまのの市に住む「ののちゃん」一家と、
彼らを取り巻く人々(そして、妖怪たち?)の陽気な日常を描きます。
3年3組の面々や広岡先生、
三宅さん、町内会長などお馴染みのキャラクターに加え
話が脱線ばかりの夏川先生、天才高校生シンガーの吉川ロカ、野球部で紅一点の島田など、
魅力的な新キャラクターも続々登場し、珍騒動を巻き起こします。
ミヤザワ不動産や大勲位精肉店、ゲスト出演のB型平次はもちろん、
藤原先生の性教育や、恒例の大玉転がし―と、どの話もとっても印象深いのですが
とりわけ印象深いのは、のぼると不思議な同級生・月子さんをめぐる
ちょっと怖くて、切ないエピソード(4212,4246,4247)
温かみと毒気の混じるユーモアと、鋭い人間観・世界観が調和し
読み返すたびに新たな発見がある本書
従来からの著者のファンはもちろん、
著者のマンガを読んだことがない人など
一人でも多くの方にオススメしたい著作です。