坪井流人生!
★★★★☆
著者の『アマゾン漂流日記』を先に読んでから本書を手に取ったため、前著と比較すると内容が一般の放浪記に毛が生えた内容という感じでイマイチ面白みにかけるた。
しかし、前著では知りえなかった坪井氏自身の行き方やバックグラウンドを窺い知ることができたのは興味深い。
『アマゾン漂流日記』でも感じることだったが、本書のタイトルどおりの「やはり」と感じさせられる人生を送っているようである。
なかなか人にはできない面白い人生を送っていらっしゃるようで、閉塞感漂う現代日本においてこういう生き方もありだとは思う。
変に飾ったりするところがなく文体が読みやすいので、著者の作品は大変気に入っている。
まだ2冊ほどしか出版していないようだが、続きが気になるところである。