う〜ん
★★★☆☆
今までのシリーズがよかっただけに、
ちょっと残念かな・・・・と思ってしまいました。
お互いが惹かれていく、部分が少なく、
なんでVがあそこまで惹かれるのかがあまり伝わってこなかったのが残念です。
初めてみて「mine,,,,,」って、、それだけ!?
Vがメインで期待していただけに、
ちょっと残念です。。。
相変わらずの面白さ、内容の濃さ
★★★★★
読み終わったのは9月半ば頃だったんですが、再度読み返していました。
私の中では、Rhageに次ぐ気になる存在のVishousの物語。V、やっと幸せになれるよ〜!と思ったものの、ちょっと切ない。
とは言え、今回も内容は盛り沢山。相変わらず面白いし、John君やPhury等…気になる今後もいっぱい。このシリーズ、安心して読んでいられます。
愛を選ぶか、義務を選ぶか
★★★★☆
頭脳明晰で怜悧、予知能力を持つがどこか冷淡なVishous。唯一彼が愛し、心を許せる友ButchがMarissaという伴侶を得、彼の幸福を喜びながらも、押さえられないButchへの気持に苦しむ日々を送っていた。ある夜、宿敵Lesserとの戦いのさなか、拳銃で撃たれ重傷を負ってしまい、人間の病院に運ばれる。そんな彼に緊急開胸手術を行い、命を救ったのが人間の女医Janeだった。彼女は明らかに人間とは異なる心臓を持つVishousに興味を抱くが、口止めの為に戦士達によって拉致される。やがて二人は激しく恋に落ちるが、Vishousは戦士の種を残す為に、数十人もの神女達を娶らなければいけない運命のPrimaleだった・・・
超人気作品The Black Daggar Brotherhoodの5作目で、Zsadistと並び特に気に入っている戦士のVishousの物語なので、出版されるのを指折り数えて待っていました。相変わらず、四文字言葉のオンパレードです。VのButchに対する悶々ぶりが何とも哀れで、(しかもいまだに3人で同居している!)今まで謎だった彼の凄惨な過去、出生の秘密がわかるにつれ、早く幸せになって欲しいという思いで一杯になりました。今回のヒロインJaneは、どちらかというと男性的な容姿の有能な外科医。非常にコンプレックスなVに相応しく、読者をがっかりさせない女性です。二人が愛し合うようになるまでのスピードが速いので、もう少し絡みがあれば良かったんですが。同時進行で、遂にJohn少年が変身期を迎え、JohnとZの間に生まれる奇妙な友情も読み応えがあります。そして今回もまた自己犠牲の塊のようなPhuryが色々やってくれました… エンディングは賛否両論あるでしょう。実は少し私も寂しい気持になりました。「Vがいいんなら、私もいいんだけどさ、true?」の一言に尽きます。 それよりも、ロマンス本で今までタブーとされてきた同性愛、バイセクシャル、SMといった領域に果敢に向き合った作者Wardの勇気にただただ感服。