しっかりした建築哲学に貫かれたわかりやすい良書!
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作者は「吉阪隆正の方法 」の作者で,吉阪隆正の弟子のひとり。
つまり,ル・コルビュジエ直系の孫弟子。そんな出自の作者が,文化としての住まいから建築実務まで実にわかりやすく図解されています。ビニール幅木から土壁左官,アジアの集落から監理実務までを各2ページでまとめてあります。とってもわかりやすいのに,実にしっかりした建築哲学に貫かれています。最初のコラムは「旅のすすめ」だったり。「サスティナブルとは?」など。
建築はやたらと小難しいウンチクが語られることも多いのですが,ここでは環境共生から住まいのメンテナンス,現場まで,等身大の建築です。建築の本質がエッセンスされています。
ここには,本来の住まい,そして現代の住まいを考えるために重要なポイントがあると思います。
もちろん1項目2ページですから,専門的とは言えません。
しかし,初心者,学生だけでなく,プロにも読んでほしい本です。
いい本みーつけた!
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インテリア・コーディネーターの資格を取得するために勉強しているのですが
わたしは建築の知識に関しては全くのゼロ。
良い参考書はないかと探していたのですが、専門性の高い本では全然理解できず
困っていたときに出会いました。
図解でやさしく基本から解説されていて、おもわず「この本だ!」とおもいました。
インテリア・コーディネーターを目指す女性、必見ですよ。
オールカラー図解でわかりやすい
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建築に興味のある方、建築資格受験を考えている方、いまから自宅を建築、リフォームしようとしている方にお勧めの良書です。
オールカラー図解ですから素人にもわかりやすく書かれています。
例えば、建具、窓、階段にはどんな種類と特徴があるのかも図解で説明があります。
お勧めです。私が最初のレビュアーだったことに驚きました。もっと知られていい本だと思います。