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エンジニア 35歳からの転職

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本
ブランド: 翔泳社
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立ち読みでいける ★★☆☆☆
SEだった著者が35歳から44歳までに行なった計6回の転職体験記.受験生向の合格体験記と似ている.もしくは「ある先輩社員が飲屋で語ってくれた武勇伝」といった感じ.得るものが無いとは言えないが,読み返したいとも思えなかった.エンジニアとしての技術哲学みたいなものは無いのか,記されていない.全体的にエンジニアだからこその記述は見られない.但し独自のサラリーマン哲学は記されている.
俺は技術があるぜ! という人,独立前にこれを読んでおこう ★★★★☆
収入を得る,つまり社会で生きていくのはこういうことなんだと生々しく伝わりました.

俺は技術があるぜ! だから独立して会社に使われるときの3倍儲けるぞ,なんて意気込んでいる人に冷静に自己を見つめて欲しいとき,あるいは(上司として同僚として)退社を相談されたときに,教材として使えると思います.

その理由は,技術をお金に換える手段を君知っている? を知らない/気づかない/見ないふりしている,ことが多いから.

この著者を技術者としてみれば,大したことないです.今時は小学生が"リレーショナル・データベース設計では,テーブルはシステムの大局変数なんですね"なんて奥義をさらりという時代です(実話).ですが,その小学生が収入を得られるか? と考えればどうでしょう.無理です.それは自分の腕をお金に換える手段がないから.著者の経歴は,"どこにでもあるちょっとした技術を利用者の視点から分かりやすく説明する/できる"現場のSEから,プロジェクト管理,経営者と遷移していきます.技術を自分の差別化の1ポイントとして活用しているのだと納得しました.

そんなことに気づかされた1冊でした.

あと,独立したい人に:
腕に自身がある技術者は,一度その看板をおろしましょう.自尊心を支えてくれている(自薦他薦を問わず)自己能力の高い評価は,充実したスタッフが会社の中で支えてくれているからできる,という簡単なことに気づきましょう.

あと,逆のこと言うようですが,プロジェクトがよく炎上する会社からはさっさと独立したほうがいいです.システム・エンジニアといっておきながら,経営やプロジェクト運営という最重要のシステムがマネージできないのは,エンジニアとして問題ありありですから,そんな場所に居たら頭腐るかも,ですよ.

計算機に限定したシステム・エンジニアならば,今時は小学生でも,できるのですから.
世間の常識とは ★★★★☆
現在転職活動中の私、もうすぐ35歳(男)には大変勇気が湧く本です。
この本は「実際に転職で苦労した人間の生の声」があります。
こっち側からの本って以外とあまり無いので貴重だと思う。
この著者の偉いところは専門家の意見にさえすんなり納得せず、うたがって
かかった部分だと思う。つまり常識とされていることは本当の真理ではないという事。
そういった意味では常識ほどあてにならないものはない。
ただ転職6回はさすがに多い気がします。そうとう大変だったのでは。。
ちなみに私はエンジニアではありませんが、その部分はほとんど気にしないで
読むことができました。35歳ぐらいからそれ以上の転職を考えている方にぜひ
読んでもらいたいとても良い本だと思います。エンジニア 35歳からの転職



転職体験のひとつのケース ★★★☆☆
日本では、こういう転職の仕方は、非常に珍しいと聞く。転職のノウハウを体系的に学べるというよりは、一個人の体験談として、なぜ密度の濃い6回もの転職活動をしたのかにおける、個人的な動機に、著者のあくなき向上心を読むことが出来る。組織に属することで安定を目指すタイプの人では、こういう生き方は出来ないだろうな、と思わせられる。

特に年齢的な要素がネックとなり、決してプラスばかりではない転職を強いられそうな人間にとっては、こういった表になりにくそうなケースを知ることだけでも、刺激になりそう。ただ、著者は、古くさい既存の日本企業体質とは違うといわれる、IT関連の仕事をしているので、ラッキーといえばラッキーだったのかもしれない。

ですます調で、わかりやすい文体。情報量は多くないが、速読できるので、一気に読んでしまった。自ら求め、そして自分の能力が人から求められるような職場を目指す、一個人の体験記として読むと、過去の著者と同じような境遇にいる人間にとっては、おもしろいかも。現状に不満なら、個人の幸せの追求も、能動的な行動を起こさないと、成し得ないということ。
マスコミが演出する「転職」に警笛を ★★★★★
転職に対して「マスコミの演出性」という視点が欠けていたことにハッとさせられました。
今後のキャリアを考えていく上で、冷静な視点を養うヒントをたくさん見つけることができると思います。