もはや都市伝説!? おしっこ行きたくて試合を終わらせようとしたアノ審判
本書はそのタイトルが示すように、ニッポン野球にまつわる抱腹絶倒の珍エピソード集である。
勝負の世界は、なぜかくも多くの珍奇な出来事にあふれているのか。プレーの本質から逸脱した偉大な大記録があるかと思えば、偶発性が超人的な名プレーを呼び、はたまた不運としかいえない気の毒なプレーも生む。
「自分の名前を忘れていたあの監督って!?」
「トイレに行きたいばかりに早く試合を終わらせようとした審判!?」
「逆転サヨナラ満塁エラー!?」
「リリーフが完全試合した!?」
「負け投手でノーヒットノーラン達成!?」
「延長28回を両先発投手が完投!?」
「実況中継中におしっこに行きたくなったアナウンサー!?」
……などなど、知られざる「ホントにこんなことあったの!?」という話題満載の決定版。
・超自然編
・天国と地獄編 その1
・天国と地獄編 その2
・生理現象編
・野球人語編
・ファイト!編
・野球はゲイジュツだ!編
・グランドの困った方々編
・大漁編
・ベースボール・イズ・マネー編
・番記者編
●織田淳太郎(おだ・じゅんたろう)
1957年、北海道生まれ。ノンフィクション作家。著書に『「首都高に散った世界チャンプ」大場政夫』(小学館文庫)、『巨人軍に葬られた男たち』(新潮文庫)、『捕手論』『コーチ論』『医者にウツは治せない』(光文社新書)、『審判は見た!』(新潮新書)、『もう一度あるきたい』(文春ネスコ)など多数。