外伝ですね・・・
★★★★☆
シリーズの中で、もっとも話が短く仕上がってます。
閑話休題、外伝、のような内容です。
もの足りなさもありますが、Micahの過去とAnitaの心情が
そのぶん、表にでてきています。
シリーズを通して、変化しているAnitaの能力と体質もまた
あきらかになります。
ほかのシリーズほど、ハラハラする展開ではありませんが、
その分落ち着いて読めると思います。
この巻を読まなくても、今のところ(最新刊Blood Noir (Anita Blake, Vampire Hunter))は、影響はないと思いますが、
ここで登場したFBI捜査官が、そのうちまた登場したりするのかな、
という期待もあります。
ともあれ、ここまでAnitaシリーズを読んだのなら、
この本も楽しめると思います。
短い・・・
★★★☆☆
短すぎです。一冊の本にするには短すぎです。行間は空いているし、ページ上下の空白は何なんでしょう。次巻のプレヴューでページを間に合わせた感があります。ハードカバーで出ないのも納得。
タイトル通りMicahがたっぷりと描かれています。FBIの証人をゾンビとして甦らせる仕事をLarryの代わりにAnitaが引き受けることになり、Micahを同伴してフィラデルフィアに向かいます。"Obsidian Butterfly"に出てきたあの人が再登場します。
Micahの過去が語られるぐらいで、シリーズ全体に影響を与えるような出来事はありません。登場人物も少ないので番外編として読めます。読み応えは全くありませんが、Micahファンにはオススメ。