プラットフォーム ブランディング
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アップルをはじめ、強大なブランドとなった企業がグローバル市場を席巻する一方、韓国や中国の新興ブランドにさえ敗北を喫し、苦戦を強いられる日本企業。
かつて「モノづくり大国」といわれたこの国は何をどこで間違えたのか?
グローバルで戦える強いブランドをつくるにはどうしたら良いか?
eコマースやソーシャルネットワークなどのビジネスが世界中で隆盛を極めているが、「プラットフォーム」の活用という考え方そのものは、製造業をはじめ、より広範囲で応用可能なものだ。
とりわけブランドそのものを「共創のプラットフォーム」として再定義することは、あらゆる製品がコモディティ(汎用品)化する時代に儲かるビジネスをつくり出す上で、欠かすことができない。
かつての成功体験に縛られる日本企業を「次」のステージに導くために必要なアイデアとは何か?
顧客の心の中にそのブランドが提供する良い体験の知覚認識を形成し、市場競争力を高めるためにどんな戦略が必要か?
ビジネス誌記者を経て現在はビジネススクールでマーケティング領域の教員を務める川上と、ブランド戦略を専門とするコンサルタントの山口が次世代のブランドのつくり方を語る!
まえがき
序章 日本企業はなぜ負け続けるのか? ─ブランド戦略の「不在」と「失敗」
第一章 知らないと恥ずかしいブランディング基礎の基礎
第二章 「体験」が最高のブランドをつくる
第三章 体験価値を共創するプラットフォーム
第四章 進化するブランド戦略
第五章 顧客体験価値デザインとブランド戦略の実践
あとがき
終章 日本企業はまた勝てるか?─「理念」から「スキル」へ