裏技という割には?
★★☆☆☆
裏技という割には裏技的な内容は少なく、ある程度経験があれば誰でも知っていることがほとんど。本当の初心者が知らないで損する内容=裏技という感じ。
この本は初心者は買って読んだほうがよいのは間違いないが、ある程度知識がある人には物足りない内容。
税務署員がおかしいと感じない経費率や、税務署の税務相談にいくと極力税金が多くなるよう誘導されることなどはその通りと思われるので注意が必要な点はその通りと思います。
全体的に初心者には良いと思われるが、タイトルが大げさで、経験者が何かひとつでも気づきがあれば・・・などの目的で買う本ではない。
個人事業者などの節税入門
★★★☆☆
タイトルからはなんとなく怪しい雰囲気が伝わってくる。しかし、本書の内容は節税の基本となるものが中心で、怪しい話は載っていない。事業者としての経験が長い人などには物足りないかもしれない。
著者は元国税調査官であり、それが、最大の売りであると思われる。税務署がどういった基準で物事を考えているのかを知ることができる点で、このような存在は貴重であると思われる。
具体的な内容としては経営セーフティー共済の話はとても参考になった。また、小規模共済に関してはすでに加入しているが、節税効果が高いと実感しており、そういう情報を知っているかどうかは大きな差になるだろう。
ただ青色申告に関する記述に関しては、他の方も指摘されているとおり心配しすぎではないかと感じました。
初心者の節税の味方
★★★★★
知っていることばかりで残念だった…という感想もありましたが、私は逆に知らないことばかりで目からウロコでした。借金の利子や家族の社会保険料まで経費にできることや、緊急の場合は経営セーフティー共済で最高96万円の控除が受けられることなど誰も教えてくれませんでした。元国税局の方がかかれているため内容がリアルで、買って損がない1冊でした。
自分で情報収集や申告書作成ができる人にはそれほど役立たないかも。
★★☆☆☆
私はフリーランサー歴5年ですが、この本で「裏ワザ」と紹介されている情報のほとんどは既に知っていることばかりで、有用と思える情報は多くありませんでした。読んでいて特にガッカリしたのは「青色申告は(記帳が大変だから)個人事業者にはメリットはない、むしろデメリットのほうが大きい」、「基本的な帳簿は自分で作っておき、申告書だけを税務署で作ってもらおう」などという説明です。青色申告ソフトやインターネットでの申告書作成でどれだけ時間と労力を節約できるかといったようなことはまったく考慮されていません(特に明確な根拠もなく「電子申告はまだ様子見したほうがいい」というような姿勢からも、この著者はパソコンが相当苦手なのではと想像しています)。この本の説明だけを鵜呑みにせず、ご自分で情報収集して、効率的で有利な申告方法を選択されることをお勧めします。