昔、NHKで放映されていたピーナッツを何気なく見てたんですが内容よりも音楽が素晴らし過ぎてハマっていたのを思い出します。

当時カセットテープにテレビ放映をFMにて録音して繰り返し聴いてました。

このアルバムは劇中で使用されるメインな曲ばかりなので入門編としては最適だと思います。

ただ他に発売されてるアルバムにも名曲が多くそれを買うとなるとかなりメイン曲がダブって来るのが難点です。

結局、ピーナッツ関係のアルバムで5枚ぐらい購入してようやく納得できる感じしました。

コンプリート盤とか発売してくれませんかね。お金がもたないです…。

いくつもの評者が書いていますが、アニメーションのサウンドトラックとは思えない、完成されたジャズ・アルバムです。しかも、スヌーピーの世界を思い出させる、今更ながらに、スヌーピーと言うのは"凄い”マンガだったのだとしみじみします。ともすれば、キャラクターだけがギリギリ生き残ってはいるものの、現役のディズニー・アニメの前に、存在が忘れられがちなシュルツのスヌーピー。もう一度、と言わず、何度でも見直され、そして、できれば新作が出来る程の盛り上がりを見せて欲しい！　こころからそう願います（この渋さが良いと言う人も多いでしょうが、それにしても、この忘れられようは寂し過ぎます！）。
頑張れ！　ピーナッツ!!!

名盤のリマスターです。
すでにSACDなどで再発されていますが、
今回は20bitK2によるリマスターです。
旧盤と比べるとヒスノイズなどが大幅に改善され、
楽器全体（トリオ）が前に出てきたような、
更に立体的な音像になりました。

インナーにはリマスターに際しての
「ミュージシャンの呼吸やスネアドラムの音を楽しんで！」
といったレポートなどが追加されています｡

スヌーピーが、というよりも原作者のチャールズ・モンロー・シュルツが大のジャズ好きという事は意外と知られていませんでしたが、テレビシリーズとして公開されたとき、シュローダーの弾くベートーヴェン以外はすべてこのヴィンス・ガラルディのジャズだけが使われていました。とくに有名になったのは、ジョージ・ウィンストンがコンサートのときに好んで弾いていた“ライナス＆ルーシー”でしょう。このアルバム以外にも多くのサントラがリリースされましたが、数曲（グリーンスリーヴスやクリスマス・スペシャル以外）を除いて全てヴィンスのオリジナルです。これを聴けば耳にも楽しいピーナッツ・ギャングが浮かんできます。

ピーナッツ好きならたまらないアルバム。あの世界観そのままの音楽。
ほのぼのした空気感にお洒落でキュートなメロディ。ピアノ、ベース、
ドラムとシンプルなスタンダードジャズが心をほっとさせます。
男臭いジャジーな雰囲気ではなく、軽やかで女性的なイメージ。
そこは、さすがガラルディ。子供と女性の渋さってもんを理解してます。

このアルバムは変なクセもなく、子供と大人の隙間をさらっと流れるような、
ハッピネス＆ピュアネス満載のジャズですので、全ての人にお勧めの一枚です。
一言で言うと「キューティー・ジャズ」といったところでしょうか。