ふくろうのポパーは、森の奥にいるという
恐ろしい「イドラ」を探しに、旅に出ます。
幻想的な夜の森を舞台に、穏やかな文と、柔らかなイラストでつづる、全60ページの絵物語です。
絵本風の読み物なので、読み聞かせでも、一人読みでも、じっくりと物語を楽しんでいただけます。漢字は少なめですが、すべての漢字にルビ（よみがな）をつけています。

全ページ、カラーイラストと文字で構成。たて画面固定で、スマートフォンやタブレットで読みやすいように、電子書籍に特化した編集をしています。

ばくぜんと毎日がつらいときや、ふと、ひとりぼっちがさみしく感じたときなどに、ぜひ読んでほしい物語です。ポパーの決断や発見、様々な登場者たちの行動や選択をとおして、あなたや、あなたの大事な人の、想像力や視野がひろがるような、そんな一助となることを願います。

作者、カサハラチュウ。東洋大学文学部哲学科中退、児童書ライター。おもな作品に、「なかよし３びき ポケモンたびにっき」「それいけ３びき ポケモンたびにっき」（以上、小学館）、「出動！ ボランティア部隊」「がんばれブブスケ先生」（以上、学研）などがある。