私の「闇の奥」
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藤永茂氏によるブログ「私の闇の奥」のバックナンバーをまとめたものです。
2006年2月から2012年12月までの分を収録。
タイトルや日付、引用部分なども含めると、400字詰め原稿用紙に換算して2800枚を超える量で、その内容の濃さも手応え十分です。
また、巻末にブログにはない「参考文献」表をまとめてあります。
藤永茂氏は、元九州大学教授。また、1968年からカナダのアルバー多大学教授、現在同名誉教授。
『アメリカ・インディアン悲史』朝日新聞出版(1974/1)
『分子軌道法』岩波書店(1980/9)
『ロバート・オッペンハイマー 愚者としての科学者』朝日新聞社 (1996/03)
『「闇の奥」の奥―コンラッド/植民地主義/アフリカの重荷』三交社(2006/12)
『アメリカン・ドリームという悪夢』三交社(2010/3)
などの著書があります。
最新作の『アメリカン・ドリームという悪夢』では、建国からオバマ大統領につながるアメリカを論じて、オバマの限界を誰より早く指摘しています。
この『私の「闇の奥」』は、上記の二著『「闇の奥」の奥』『アメリカン・ドリームという悪夢』の番外編・続編にもあたり、ジョセフ・コンラッドの『闇の奥』から始まって、コンゴ・ハイチ・ルワンダ・リビア・アメリカ合州国などを縦横に論じています。