本当は面白い「日本中世史」 愛と欲望で動いた平安・鎌倉・室町時代 (ソフトバンク新書)
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日本の中世といわれる平安・鎌倉・室町時代は、ともかく分かりにくい時代とされてきた。なにしろ中央政府(朝廷)が弱体で、諸制度は多元的で複雑。寺社が強いことも話をややこしくしている。しかし、少し視点を変えれば、中世の人々は道徳などに縛られず、ひたむきに愛と欲望のために生きており、その姿は現代人にはとても魅力的に映る。本書では、中世という時代のダイナミックな実像を読み解き、これまでにない「わかりやすくて面白い」中世史を描いていく。
第一章 大唐帝国の終焉と中世日本の始まり
第二章 源氏物語と平家物語を政治史として見る
第三章 京都の論理と関東の不満が正面衝突
第四章 後醍醐天皇の夢を足利義満が完成した
第五章 外交と宗教から見た中世日本を総括する