インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

岡田斗司夫の「風立ちぬ」を語る。電子版

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: 株式会社ロケット
Amazon.co.jpで確認
Amazon Kindle 先行配信!
 この電子書籍は、2013年7月21日23時より放送した、ニコニコ生放送『ジブリ最新作公開記念特番 「岡田斗司夫が“風立ちぬ”の感想を語るよ!」』を元に書籍化したものです。 仕様上の都合により適宜編集を加えています。

 動画は以下のリンクで確認することができます。 併せてお楽しみください。
 ・クラウドシティ「YOUTUBE@クラウドシティ」(会員限定)
  http://go.otaking-ex.com/v4afx88C
 ・ニコニコ動画「岡田斗司夫ブロマガチャンネル」(一般公開)
  http://www.nicovideo.jp/watch/1375680159
 ・YOUTUBE「岡田斗司夫チャンネル」(一般公開)
  http://blog.freeex.jp/archives/51393680.html

 紙媒体につきましては、同様の内容で同人誌「岡田斗司夫のジブリ塾特別編「風立ちぬ」を語るよ。」がクダトリノより発行されます。 紙媒体をお求めの場合はそちらもよろしくお願いします。

 この電子書籍は2013年8月10日に行われた「電子出版ノススメ 鈴木みそx小飼弾x岡田斗司夫」に来場されたお客様に記念として「岡田斗司夫の風立ちぬを見たあとに読む本」というタイトルで特典配布されます。

 もちろん岡田斗司夫のクラウドシティでは、無料で公開されています。 クラウドシティに参加している方は以下のリンク先より見ることができます。
 ・「岡田斗司夫の風立ちぬを見たあとに読む本」(クラウドブックス版)
  http://go.otaking-ex.com/enTUZkmY
 その他にも岡田斗司夫関連電子書籍が読み放題のクラウドシティにぜひお越しください。
 ・岡田斗司夫のクラウドシティ
  http://cloudcity-ex.com/
 また、本書のコピー、スキャン、デジタル化等の無断複製は、著作権法上での例外である私的利用を除き禁じられています。本書を代行業者等の第三者に依頼してコピー、スキャンやデジタル化することは、たとえ個人や家庭内での利用であっても一切認められていません。

 こんばんわ岡田斗司夫です。 今回は宮崎駿監督の最新作「風立ちぬ」を語ります。


 最初に、注意してもらいたいことがあります。 この本はネタバレです。
 なので映画を見てない人に先入観を与えちゃうと思うんですね。 ほっといても、ツイートとかで流れてくると思いますが、見るまで先入観を持つことを避けたいという人は、ここでこの本を閉じて下さい。

 そしてこの語りの映像は、一応学習用にクラウドシティの中で見られるようにしますが、一般公開はしない、1回きりということでご容赦下さい。

 では、総論から行きます。 もう大丈夫ですね?

 総論に行く前に本当にいいですね? 見たことがまだない、ネタバレなしで「風立ちぬ」を見たいという人は、ここで本を閉じて下さい。 今のうちですよ。

 なんで、もったいぶるのか? 「どういう感想なのか?」という僕の中での評価は、はっきり決まってるんです。 けれど未だに僕の中でも「どういうふうに語っていいのかな?」と決めかねて悩んでるんですね。

 では1回きりなんで、気にせずにどんどん話します。 もう、これだけ言えばネタバレが嫌だという人は、本を置いたでしょう(笑)

 では、はじめます。

0.まえがき

1.「風立ちぬ」総論
 ■“歪んだ”恋愛物語 ~風立ちぬ~

2.堀越二郎という男,里見菜穂子という女
 ■“薄情”という男 ~堀越二郎の虚言~
 ■“狡猾”という女 ~里見菜穂子の計算~
 ■“鈍感”という男 ~堀越二郎の欲望~
 ■堀越二郎を掘り下げる ~岡田斗司夫の考察~

3.声優・庵野秀明を岡田斗司夫が語る

4.「風立ちぬ」を掘り下げる
 ■“異物”という要素 ~2人の異国人~
 ■“差別”のある世界 ~世界の価値観~
 ■“綺麗”を強いる男 ~堀越二郎の選択~
 ■“残酷”にこだわる男 ~宮崎駿の美しさ~

5.二人の恋を掘り下げる
 ■“犠牲”を払う女 ~里見菜穂子の決断~
 ■“再会”する恋人 ~里見菜穂子の赦し~
 ■“虚像”の現実 ~堀越二郎の眼鏡~

6.物語の背景を掘り下げる
 ■“前傾”の時代 ~明治後期・日本~
 ■“裕福”な生活 ~宮崎駿の青春~
 ■“恋愛”の定義 ~男女の価値観~
 ■“求道”の男 ~堀越二郎の信念~

7.宮崎駿を掘り下げる
 ■“赦し”を求めない男~宮崎駿の心想~
 ■“表現”するということ ~宮崎駿の風立ちぬ~

8.「風立ちぬ」結論

9.あとがき