インパクトのある英語――人を動かす英語表現とその習得法
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海外での生活、ビジネスや交渉の場で、相手を説得したり、動かしたりするには、ネイティブ・スピーカーが普通に使う「自然な英語」で話す必要がある。なぜならば、そうしなければ相手の心をとらえることはできないからだ。一般に日本人の英語で問題なのは、そうした日常よく使われる慣用表現が理解できないこと、使えないことにある。逆にそういったものをスラスラと使えるようになると、コミュニケーション能力は大きく伸びる。
本書は、米国でのビジネス経験をもとに、著者が過去10年以上にわたり編纂してきた生の英語表現のデータベースから選び出し、まとめたものである。<問題提起と方法論>では著者の提唱する英語学習方のバックグラウンドにある概念とそのアプローチを紹介している。<実践:慣用表現を使った「英語の素振り」>ではネイティヴに頻繁に使われる汎用性の高い表現を、学習効果を上げるために、関連表現、意味の似たものごとにまとめてある (thematic approach)。