難しいけど分かり易いお奨めのシリーズ
★★★★★
正直、単語レベルは高いですし、英語特有の表現も多いので、精読するのは
困難な部類になると思います。それでもストーリが直球で分かりやすいため、
引っ張り込まれます(日本語で読んでも分かりにくい設定とかを英語で読むと
挫折するけど、これは、その点、大丈夫)。シチュエーション掴めればOKと
いう感じなら最初から辞書なしで大丈夫と思います。とにかく面白いので読み
始めたら途中で止めるのが困難になります。私は電子辞書機能付e-Bookリーダ
で精読してから2回目は辞書なしで読みましたが、何回読んでも面白いですね。
表紙から受ける印象通り、怪しい雰囲気の割りにセンスが良くて低俗な雰囲気
はありません(3巻目はちょっとあるけど)。文体が直感的で分かり易い感じ。
1から4巻はMoon Called, Blood Bound, Iron Kissed, Bone Crossedの順です。
なぜか4巻はハードカバー版しか無く、他の巻はペーパバックが標準です^^;
現時点では、どちらかに統一して購入するのは無理みたい。もし、ハードカバー
版が全巻、出版されたら購入しなおすと思う。このシリーズはその価値がある。
3巻まで読むとタイトルが各々、誰のことを指しているのか分かってくるかも。
楽しめました
★★★★☆
コヨーテに変身できるThe Walkerのヒロイン、Mercy。すぐ隣に住むのはsexyなWerewolfのAdam。普段はメカニックとして働いているMercyの顧客にはVampireもいる。ふとしたことからAdamたちWerewolfの群れのトラブルに巻き込まれたMercyは、昔の恋人(これもWerewolf!)の力を借りて、事件解決に奔走する…
一応パラノーマル・ロマンスものなんでしょうが、ロマンチックな要素はあまりなく、全体的にコミカルな雰囲気が漂っている。アクションもあるし、Werewolf達も個性的で、群れの社会の様子もちゃんと書かれている。
とにかくヒロインのMercyがキュート!と書くと、何だかLaurell K.HamiltonのAnita Blakeシリーズとかぶるような気がするけど、Anitaシリーズほどダークじゃないです。血みどろのシーンもほとんどないし。Briggs独特の世界が出てると思う。安心して読めるって感じかなぁ〜
この作品で、Werewolfものにハマりそうです。