必須の本です
★★★★★
第6版になり、第5版で使いにくくなっていた章末にレファレンスをもってきたスタイルが、従来のマーチの方式、各ページの下にレファレンスを書くスタイルに戻されている。第4版のときと基本的に同じスタイルになり、使いやすくなった。また、各レファレンスが、最新のものにUpdateされ、辞書的な利用方法にはありがたい。最近の情報も盛り込まれ、2000ページを越える大著になった。日本語版は、第5版のものが出ているので、両方あると便利かもしれない。また、Appendix Aは、各種有機化学の参考書が述べられており、持っておくと便利なものも記載されているので、参考にするとよい。辞書的な本だが、ぱらぱらと構造、反応式を見ていると勉強になるので、初めのページから読もうとするのではなく、構造を見る程度で読むと、読破できる。