麻雀放浪記(四) 番外編 (角川文庫)
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4年前に博打から足を洗い会社員となった坊や哲は、出張先の北九州の雀荘で李億春という玄人に巡り会う。李は哲を一流の玄人と認め勝負を要求するが、彼はいまいちその気になれない。東京に戻った哲は、ドサ健から相棒を頼まれ麻雀を打ってみるものの、思うように牌が操れない自分に気づく。しかし、麻雀の世界だけで生き続ける李、ドサ健への感傷を捨てきれない哲は、彼らにもう一度闘いを挑む。麻雀打ちとしてしか生きられない不器用な男たちのせつないラス半。麻雀放浪記最終章。