楽しかったな
★★★★☆
主人公・朝野昼馬は、この世ならぬものを見通す邪眼の持ち主
自動車を引っ張るガソリンとなった恐竜の姿を見通すなど、彼が見るものは不思議なものばかり。
しかし性格は暢気で実にポジティブそして何より惚れっぽい
そんな彼はいま、東京近郊の都市にある帝王高校に通っている。
そして高校の理事長は、何故か彼を特等生として迎え。
寄宿舎も授業料も無料としている。
その理由は、どうやら彼の邪眼にあるらしい。
帝王高校に通っているうちに、可愛らしい女の子と次々出会い
そのたびに節操なく惚れてしまい
事件に巻き込まれ、そして最期には振られる
そんな事の繰り返し。
今回は、宇宙人や呪われたダイヤを巡る事件などに巻き込まれながら。
彼は邪眼の力で解決していくが、そのたびに意中の人に振られて泣き叫ぶ
そんな物語です
もはや魔夜さんにしか描けない世界観
★★★★☆
不思議なものが見える「邪眼」の持ち主、朝野昼馬くんが主人公の、オカルトともSFともファンタジーともつかない、相変わらず魔夜さんワールド全開のドタバタ作品。
設定的には宇宙人や妖怪にタイムパラドックスネタを加えたもので、この独特な世界観や雰囲気はやはり魔夜さんにしか描けないもの。一見はちゃめちゃな内容に思えるが、かなり整然としたプロットで、ラストのまとまり方はお見事。
あえて難点と言うほどではないけど、朝野昼馬くんが主人公としてはキャラが弱いかな。
色気の無いラシャーヌ?
★★★★☆
人には見えないものが見える朝野くん。キャラクターが色気の無いラシャーヌという感じ。
COMICリュウという少年雑誌の体質のせいかBL要素もない。恋愛要素はちょっとあるが、それよりは妖怪と事件とその解決に重きをおく。
妖怪だけではな宇宙人もいるところが魔夜峰央的。
話は面白いが主役の朝野くんのキャラがあまり立ってない感じがする。ひねくれてもいないし金に汚くもないし、恋愛一直線でもない、おとなしめの子。
話的には一話目から出てきているなぞの理事長の話が見事に最終話で結論つけられているのがすばらしい。
すべて理事長の手の上で踊っているような事件だったがそれもそのはず、実は………という、こういうオチ大好き。1冊完結。
キャラの魅力が弱いので星はマイナス1つ。
続きに期待の★5
★★★★★
初見の印象や、中盤までは他のレビューと印象は一緒です。ラストから始まる本編、続編への複線の見事さは、ココ暫くのミーちゃん作品ではトップの出来だと思います。ファンだったら是非とも一読、いえ、最後まで読んでもう一度…の合計二回は見て欲しい作品です。
最終章がイイ。
★★★☆☆
先に書かれていらっしゃるレビュアーさんと全く同感です。
私も長年の魔夜ファンで出たら思わず買ってしまうw
作品は恋多き主人公が毎度ラシャーヌオチで恋に破れるわけですが、そこに至る経緯は妖怪・異形を相手にバトる魔夜先生の王道。登場キャラも結構気になる感じ。
1話と最終章が気に入っています。
続巻は出るのかなぁ?「冒険はつづくーー」的な感じで終わっているので終わっていると言えば終わっているのか。もしあるなら、買いたいですv
せっかくいいコンビが出来上がったのだからw