自分の仕事に対する「誇り」
★★★★★
読み終わってすぐ感じたのは、
「¥1400-安すぎるなぁ」でした。
この本を読んでも「何も感じない、何も実践してみない」
営業マンにとっては、
「¥1400-・・・高いなぁ」と感じると思いますが、
実際に、この本の通り、
「顧客の絞込み→情報発信」すれば、
業種に関係なく、必ず、ある一定の結果がでて、
本人のスキルアップ(専門力の強化)と、
自分の仕事に対する「誇り」が、
持てるようになると思います。
たとえ、情報発信までしなくても、
日々の営業活動に少しでも反映しさえすれば、
「無駄な作業」と「有効な作業」の仕分けができ、
営業という仕事に対する「迷い」
のようなものは晴れるんじゃないかと思いました。
自分としては、特に本の前半部分の、著者自身の話は、
「もう少し詳しく知りたいなぁ」
と思うほど興味深く読ませていただきました。
全体的に中身が濃いので、
「一冊にまとめるのは、ちょっともったいないかな・・」
という印象です。
早速、弊社の営業にも読ませたいと思います。
ちょっとした営業スタイルの改革であり、新たな営業観をも創造した本。
★★★★☆
知的で、スマートで、売れる営業マンを目指すなら、この本です。
分野も、営業経験の長さも問わず、効果がある本。
今までの営業のように件数こなして、どぶ板営業、しつこさや、訪
問回数、世間話が必要なのではなく、客に喜ばれる営業スタイル。
売り込まない、プレセールス型営業。あなたにどんどん売上げも顧
客もついてくる緻密な、本質を突いたやり方が書かれています。
シンプルな、理論的で、知的な考え方に基づいたやり方。最初から
最後まで、営業というビジネスの本質からずれない、ポイントをし
っかり伝えてくれる。
営業で悩んだ、または悩んでいるなら、結構しびれます。読み終え
た時には、解決策も見つかり、元気が出、「ああ、営業でよかった」
と、やる気が湧いてくるはず。
お客様もミカタにすることが営業なのだということはもちろん、営
業職に惚れ込みひたすら応援している著者こそが、読者のミカタな
のだということも伝わってきます。
クールさと温かさが両方感じられ、きっと、しまいには、著者に会
いたくなる、これは営業本の名著です!
強引な売り込み営業はやめようと決意しました。
★★★★★
私は毎日朝から晩まで個人宅へ訪問して商品を売り込んでいますが、
体力的にも精神的にも限界を感じていました。
ずっと売り続けないといけないし、頭を下げ続けないといけないのです。
そんな時、本書を読み強引な売り込み営業はやめようと決意しました。
理由は本書のプレセル術を実践することで、
今よりも効率的に営業ができるのではないかと思ったからです。
顧客に役に立つ情報を定期的に提供して自分のファンを増やすプレセル術は、
私と同じように悩む営業マンが取り入れるべき手法ではないでしょうか。
いわゆる営業職だけでなく
★★★★★
「○○といえばあなた」の追求、「強み」をアピールする、ということは大変重要なことで、強く共感した。自分は顧客に何を提供できるのか、どんな悩みを解決してあげることができるのか、まずはこれを考え抜く時間を設けることが必要で、さらには自分がブランドになれ、と。たしかに、ただやみくもに、会社に指示された商品を売りつけても、自分にも顧客にも何のメリットがない。
また、営業マンはある分野の専門家であり、顧客が抱える不安や不満、課題、問題を解決するための知識や経験を生かし、問題を解決する。つまりニーズを満たしてもらいたい顧客と、その術を知っている営業マンとの関係は対等である。なぜ、顧客にペコペコ頭を下げるのか。。。
私は営業マンではないが、顧客にサービスを提供するといった点では同じ考え方ができる。
情報提供という手法自体は、突飛ではないが、その重要性が理解できる。
そして、「営業とは何か?」の考え方については、かなり考えさせられる内容だった。
私は本書の考え方に賛同します。
★★★★★
「電話回線が安くなる」という趣旨だが、何かを誤魔化しているから意味不明なテレアポ。
「投資をしませんか?」という趣旨の内容が、巻物のようなダイレクトメールで到着。
「人を採用しませんか?」という営業は、市場動向一つで、強気になったり、ダンピングしたり。
本書で言う「営業を憧れられる職業にしたい」という気持ちで仕事をすれば、
もっと違った方法を選択し、違う努力をするのではないか?
そして、専門性の高い職業になるのではないか?
私は同じ営業職に携わるものとして、本書の考え方に賛同します。