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ライヴ・イン・コンサート

価格: ¥2,800
カテゴリ: CD
ブランド: マーキー・インコーポレイティド
Amazon.co.jpで確認
コージーのドラムが冴える ★★★★☆
エマーソン・レイク&パウエルのライブ音源。2010作
公式なライブ音源は残されず、わずか1年あまりの活動であったが、
このメンバーで残した唯一のアルバムは、ELPとハードロックの融合ともいうべき
質の高い傑作として愛されている。本作は1986年北米ツアーのステージを収録した
いわばオフィシャルブートレグ音源である。サウンドボード録音なので音質も良好、
エマーソン御大のシンセプレイもさすがのひと言であるが、やはりなんといっても
故コージー・パウエルのプログレッシブ寄りのライブ演奏が楽しめる貴重な音源である。
“Knife Edge”、“Pirates”、“Lucky Man”といったEL&P名義のナンバーも、
コージーのドラムとともによりロック的な躍動感で演奏されている。
予想以上の出来でした ★★★★★
時は、80年台。新生イエス、キングクリムゾンが新しいサウンドを引っさげ登場、おまけに、ASIAの大成功と、70年代のプログレスーパーグループが新たな活躍を始める中、登場したのが、EL&Pでした。ただ、同じPはPでも、カールパーマーはASIAの大成功で参加できず、何と、新生EL&Pに登場したのは、かのコージーパウエル。
聞く前は、HR畑のパウエルに、EL&Pが合うんだろうかと思ったのですが、当時のEL&Pも、80年台サウンドを志向しており、これが妙にマッチ。レイクは、全盛期と見まがう美声を披露しており、エマーソンのkeyもアナログではなくなったとはいえ、これはこれで健在。
というわけで、予想以上の出来栄えでした。これなら、オリジナルアルバム発売当時、チェックしておくべきだったあなあと、今になって悔やまれたバンドでもあります。
コージーのプレイを聞きたくて購入しました! ★★★★★
正直EL&Pはまともに聞いた事がありません(EL&Pファンのみなさんすいません)。コージーファンにとっては彼の新しいプレイはもう聞けないのでこういう形でリリースされたら凄くありがたいし嬉しいです。EL&パウエル在籍時のコージーは相変わらずへヴィなドラミングを聞かせてくれますが、一番冒険した時期だと思います。ドラムソロではエレキドラムを使いプログレならではのユニゾンプレイもバッチリ決めてます。パワープレイばかりが目に焼き付きますが本当は器用なマルチプレイヤーでもあり、特にこの時期はそれを遺憾なく発揮してますね。これからは本家EL&Pのアルバムも聞いてみようかなあと思わせる好盤です!コージーありがとう!
コージーは頑張ってくれた.敬意を称します ★★★★★
このツアーを始めるにあたってのコージーの発言で.かなり神経質になって不安だったそうです.やはりELPというバンドの偉大さを重く受け止め.かつてのELPの曲をどういうふうに表現しカールとの違いをだす必要性があると感じていたのです.事実彼はカールを素晴らしいテクニックを持ったドラマーと認めており自分とはスタイルが違うと言っていました.でも彼はELPの曲をさらに発展させ聞き応え十分なものにしてくれました.素晴らしいです.彼がこれほど実力を出し切ったドラミングは後にも先にもこの時だったのではと思わせるくらいです.彼にははまりすぎるくらいです.一方カールの方はコージーがELPに加入すると決まって見下した発言をしていました.なぜ彼なの?彼を入れるくらいならサイモン フィリップスのほうがましだと.しかしコージーのELPをみて焦ったのだと思います.その後クグレッグが抜けキースとカールでの3というアルバムであきらかにコージーを意識したドラミングのように思えます.ためをいれタイトさ重さを表現しました.私はこの時のカールが一番好きです.コージー.カールお互い一歩進んだと思います.さてこのツアーの映像を海賊版ビデオで見ましたが日本に来て欲しかったです.生で見たかった.超ヘビー級のライブだったはずです.欲を言えばコージーの持ち曲でたとえば1812か大いなる西部をキースがオケの部分を編曲をとりいれながら演奏する.またELPの曲ホウダウン.トッカーターをたたくコージーが聴きたかったです それほどコージを入れたエマーソンレイクアンドパウエルライブは素晴らしかったです
貴重な発掘音源 ★★★★☆
10年発表。86年11月のレイクランド・フロリダ・シヴィック・アリーナで公演(解説には10月との指摘もある)から収録されたライヴ盤。彼らのスタジオ作は非常に素晴しいものであったが、売り上げやマネージメントなど諸々の事情によりグループは短命に終わっており、こうしてライヴ音源が発掘されることはそれだけでも拍手に値すると思う。選曲も単なるEL&P時代の懐メロではなく同グループの作品からの代表曲(1.2.8.)が網羅されている上に、後期のEL&Pからの4.7.など非常に魅力的。それに加えて8.の後半では故コージー・パウエルのドラム・ソロまで収録するなど彼のファンにも聞き逃せない内容になっている。6.ではボコーダー、8.ではシンセ・ドラムまで飛び出しており、本作のみの魅力もあり。サウンド・ボード録音だが、やや低域、高域の潰れた圧縮感のある音であり、実際問題の音質としては最高級のブート・レベルといったところではないだろうかと思う。したがって決して高音質とは言わないが、張りのあるレイクのヴォーカルと切れ味の良いパウエルのドラミングを前にしてはそんなことはどうでも良くなってくる。エマーソンのプレイは前半はやや精彩に欠いている印象もなくはないが、徐々に乗ってくる様子が伝わってきて、こちらも生々しくてかえって興味深い。.トータルとしてはファン向きということになると思うが、個人的には凄まじい満足感があった。コージー・パウエルが参加しただけで、ここまでストレートなハード・ロックになっているのだから彼の力量は本当に大きい。今更ながら惜しいドラマーを失ったと思う。