仕事は半分の時間で終わる!
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余裕を持って早めに始めたはずなのに、仕事がいつも遅れるのは、どうして?
残念ながら、ガンバルだけでは仕事は終わらないのです。
その場しのぎのモグラたたきが多い。目標を見誤り、手戻り、やり直しでやる気がなくなる。締め切り間際にいつもドタバタ。
残業・休出・徹夜でもうヘトヘト……。
これらすべての原因は、自分の勝手な思い込みで仕事をスタートしてしまう、つまり依頼主とのボタンの掛け違いにありました。
仕事がこれまでの半分の労力でできたら、どんなにラクでしょう。
やり直しがない、余計な追加注文も受けずに済む。これまでの半分の納期で仕事を終わらせることができたら、時間にも余裕が生まれます。
残業も休日出勤の必要もなくなります。
仕事が半分の時間で終わる。
「そんな夢みたいな……」と思うかもしれません。しかし、決して夢ではありません。
がんばっているつもりのあなたほど、仕事のやり方にムダがあるからです。そのムダの原因を取り除くだけで、これまで仕事にかけていた余計な労力も時間も大幅に減らすことができるのです。
時間をぎりぎりまで使い、予算も使い切ろうとする「パーキンソンの法則」
締め切りぎりぎりまで開始しようとしない「学生症候群」
完了基準があいまいで、どこまでやればいいかわからない「ゆでたまごの基準」
あとあと立場を不利にしないよう「予防線を張る」
あれもこれも同時に取りかかってしまう「悪い掛け持ち」
「仕事は早く始めれば、早く終わる」、「数字の精度度が高ければいい」という常識のウソ……。
経験豊富なプロジェクト・マネジメントのプロフェッショナルである著者が、これまでの仕事の常識を覆す、「仕事の正しいすすめ方」を一冊にまとめました。仕事が遅くさせている人間行動を踏まえ、仕事につきもののバラツキを考慮した仕事術を解き明かします。