単純に面白い
★★★★★
離婚して妻に引き取られた一人娘を持つ、元諜報員の話です。
娘が友人と海外旅行にいき、宿泊先で友人が何者かに拉致されるのを目撃します。
すかさず父親に電話するのですが、娘も同様に
拉致されてしまうところから話が始まります。
娘の電話から聞こえたことをヒントに諜報員ならではの知識で
見事に真実に近づいていく様は、コテコテストーリーですが、
とてもわかりやすいので単純に楽しめました。
また、娘を助けるためとはいえ、拉致関係者には、
情け容赦ないシーンも多いですが、見ていて痛快です。
人によっては、単純すぎるといわれてしまいそうですが、
何も考えずに見れるエンターテイメント作品だと思います。
お勧めです!
許〜さん
★★★★★
怖〜い親父です。
まるで桃太郎侍みたいです。
そういえば、桃太郎侍も堂々と悪党どもを皆殺しにしていましたが、お咎めなしでしたね。変です。お裁きはうけましょう。
この親父も同様です。「正義は勝つ」なんてものは大量殺戮した人間には通用しません。
だから痛快なアクション映画とはいえませんが、面白いアクション映画と言っときましょう。
エンタテインメントの教科書的な作品
★★★★★
ストーリーの最初からひきこまれ、終わる直前まで展開が読めずハラハラし、アクションは実に爽快!
主人公にも感情移入できて見終わった後は大満足。タイトルは96時間ですが、作品は2時間程度。
何人かで暇つぶしにでも鑑賞すると一気に盛り上がることでしょう。
随所に
★★★★★
当時、流行していたダ・ヴィンチ・コードに対するアンチテーゼが潜在しています。
復讐者に神仏はありますまい。
ブライアンは、娘を救出するために、単身パリへ向う・・縦横無尽、阿鼻叫喚の様相を示すことになる・・・
★★★★☆
「96時間」
原題:Taken
監督:ピエール・モレルPierre Morel
製作:リュック・ベッソンLuc Besson
製作国:2008年フランス映画
リーアム・ニーソンLiam Neeson
マギー・グレイスMaggie Grace
凄腕の秘密工作員だったブライアン(リーアム・ニーソン)は、引退してカリフォルニアで暮らしている。
危険な職業により主人の帰りを待つことに耐えられなかった妻(ファムケ・ヤンセン)には、離婚されてしまう。
妻は裕福な事業家と再婚しているが、最愛の娘キム(マギー・グレイス)とは僅かながらも連絡を取り合っている。
そんなある日、娘のキムより、友人とふたりでフランス旅行へ行きたいので許可を欲しいと話を聞かされたブライアンは、17歳という彼女の年齢や外国の治安の悪さから反対したが、結局 妻と娘に押し切られてしまう。
渡国先、到着後や日毎の連絡をすることで、ブライアンは妥協することなり、娘は喜び勇んでフランスまで旅立つが・・・
ブライアンの悪い予感は的中し、娘のキムはパリの空港で誘拐犯に目星を付けられ、宿泊先に到着した途端に誘拐されてしまう。
ブライアンは、娘を救出するために、単身パリへ向う・・
パリでブライアンは、孤軍奮闘、誘拐された娘を、力尽くで取り戻すため、
縦横無尽、阿鼻叫喚の様相を示すことになる・・・
展開が速くスリル満点で観賞できます。
次の展開が・・・と 次々展開してスリルがあります。
考える間もなく展開しているので、「あっ」と、言う間にラストまで走ります。
誘拐された娘を、力尽くで取り戻すだけのストーリーですが、手に汗握るといった感じがあります。
リーアム・ニーソン Liam Neeson は、あんまり元工作員の雰囲気でないところが、錆びが効いています。
疲れた中年がここまで頑張るの感があって、中年親爺の鑑といった感じです。
小宮山隆央