「ガンスターヒーローズ」はトレジャーの出世作にして代名詞的な傑作。魂斗羅タイプで、ド派手で撃ちまくりの爽快感抜群のゲーム。自分は、「エイリアンソルジャー」は究極の2Dアクションシューティングだと思う。連続するボス戦がメインでザコは繋ぎという斬新な構成、多関節デカキャラの驚異的な動き、高いゲーム性、敷居は高いが慣れれば脳汁出まくりの絶妙なバランスなど、全てが素晴らしい。ゼロ移動爆装が攻略の基本なので必ずマスターしよう。無限コンティニューでゲームスピードを遅く設定出来るので頑張れば何とかなるはず。「ダイナマイトヘッディー」は知名度は低めですが世界観が素晴らしくとても面白いゲームです。主人公のヘッディーがイマイチ可愛くないが（笑）、何度も闘いを挑んでくるクマの人形マルヤマは凄く楽しくて可愛いキャラです。ガンスタの倍の容量16Mってことで演出も凝りまくってます。いずれも、メガドラの限界を超えた傑作ばかりです。でも、「幽遊白書」と「ライトクルセイダー」が入ってないので星は4つです。

隠し要素として「ガンスターヒーローズ」「ダイナマイトヘッディー」のゲームギアバージョンなどを収録しています。ヘッディーは正直あれですが、「ガンスターヒーローズ」GG版はトレジャーが目を光らせて監修しただけあり（開発はセガ）ゲームギアとは思えないほどの素晴らしい移植です。さすがにステージ構成やボスなどそのままとはいかず省略・変更されてますが、手触りはまさにガンスターそのものです。

アクションシューティングと言ったらロックマンシリーズとメトロイドくらいしか知らなかったが、ガンスタはこの2つより明らかに面白い。難しさを変えてもエンディングが同じなのは賛否両論あるかも知れないけどEASYにしてもやりごたえ十分なのでこれでいいと思う。ちなみに自分はEASYでも苦労したので難しくてクリアできないなら一度EASYにしてクリアするのもいいと思う。ダイナマイトヘッディは、初めは簡単に思えてもだんだん難しくなっていき、なんかパロディウスと似てるなと思っていたら後半パロディウスのようなシューティングステージがでてきて意外といろいろなアクションもできてこれも面白い。エイリアンソルジャーは難しすぎて好きじゃないけどこういうコレクションゲームは半分くらい面白いゲームが入ってればいい方だと思う。ただ、3作品とも面クリアごとにセーブできないのが困りものである。昔のゲームだからしょうがないが多少の+機能は欲しかった。

私はガンスターヒーローズしかやっておりません。
が、懐かしさのあまりかってしまいました。

他の２作品も初めてやってみましたが、おもしろい…。

特にエイリアンソルジャーはメガドライバーズ用と銘打っているだけに難しい。
それは、ＥＡＳＹモードであってもです。
しかし、攻略法を見つけ少しずつ進めるようになると高みを目指す楽しみがわかってきます。

ゲーム性は既に完成されているので満点です。
但し、欠点をあげるとすると
○ハイスコア表示、保存、ランキングがあるともっとやりこみがいがあった。
○絵のリメイクがあっても良かったのでは…？
　（これは賛否両論があると思いますので評価に含めていません。）

１つめの要素があってほしかった為、全体評価は１つ減点です。
それでも、この金額でこの作品達を体験できるのは素晴らしい。
是非やってみてほしい１本です。

セガから発売されたゲーム機「メガドライブ」。発売当初から質の低いゲームが多かった事やベタッとした発色性能・音源を使いこなすコンポーザー不足からチープな音色のゲームが多く（ザ・スーパー忍・ベアナックルの古代祐三氏・ヴェリテックス・バッドオーメン等の岩田匡治・崎元仁両氏が突出していたところでしょうか）
スーパーファミコンの発売と同時にマイナーハードとしての路線を宿命付けられましたが、一部のコアなファンが根強く支持していました。そのコアなファン達「メガドライバー」は驚愕しました。ある日無名のメーカーから凄まじいゲームが発売された事に。

ビビットでシャープな色使い・熱い曲と重厚な効果音・スピード感溢れるゲーム展開と、ハードに搭載されていないオブジェクトの拡大縮小・回転機能の再現・多間接キャラクターが高速で動き回るという高い技術力に驚愕し、「トレジャー」というメーカー名はメガドライバー達の脳裏に強烈な存在感を植え付けたのです。

そのトレジャー作品・珠玉の6作品中3作が10年以上の時を経てPS2に蘇りました！移植度も完璧で操作感覚の違和感などは無い事に安堵しました。
マクドナルド トレジャーアイランド・幽遊白書 魔強統一戦・ライトクルセイダーが収録されなかったのは残念ですが、当時のゲーマー達を熱くさせた名作達を容易に遊べるとはいい時代になったものです。

当時のメガドライバー達に開発者が叩き付けた挑戦状、皆さんも是非一度受け取ってみては如何でしょうか？

3本とも持っているのにもかかわらず、購入してしまうほど出来の良いゲームが3本まとめてこの値段と言うのは嬉しい限り。
敢えて贅沢を言わせて頂くとしたら、＋αを期待して購入するとゲームはまるでエミュレーターのように「そのままの出来」なので物足りないかも知れない。当事、都合によりカットされたといわれるエイリアンソルジャーのセブンフォース楓の全形態をいれて欲しかったので、そこは残念なところ。しかし、値段を考えると止むを得ないと思うべきか。マニュアルや設定資料集の収録は懐かしくて嬉しかった。
しかし……なんでダイナマイト・ヘッディーのスーパープレイがはいっていないのかが不思議だ。個人的には一番楽しみにしてたのに＾▽＾；