決算書の読み方の入門の入門
★★★☆☆
決算書の読み方の入門の入門といった位置づけ。最初の一歩にはいいかもしれませんが、次のステップとのギャップが大きいように感じます。それとトレーニングとあるのなら、「戦略思考で読み解く経営分析入門―12の重要指標をケーススタディで理解する 」のような内容を、もっとくだけた感じにした方がウケがいいように思いました。次に期待したいです。
会社も身体もスタイルが良いほうがいい
★★★★☆
会計の勉強を始めたばかりの私にはとても役立つ内容でした。
あまり具体的な数字を用いずに大まかな表やグラフで解説されたことをイメージで表しているので数字に翻弄されることなくシンプルに考えることができました。会計の考え方の基礎を学ぶにはとても良いつくりです。薄いのでアッと言う間に読めるのですが読後には会計の基礎の基礎概念がなんなく身に付いた感じがありまたワンランク上の勉強をしようという気になりました。
また、ご自身の最近のダイエット経験を端々に挿入されており、それと企業の財務状態とをリンクさせ「会社のメタボ度」などと素人にも取っ付きやすい表現で面白く解説されているので飽きずに楽しく読めました。会社も身体もすっきりした状態がやはり気持ちよいですね。
適度にやわらかく、でも決算書の読み方はわかる本
★★★★☆
決算書や会計と言うと敬遠しがちですが、
この本にはスッとはいっていけます。
図も多く、わかりやすさが追求され
でもちゃんと役に立つように丁寧に作られています。
入門書としてよい本だなと感じました。
適度にゆるいところも私にはフィトしていました。
財務・管理教育の入門書,初心者向けの教科書には良いかもしれない
★★★★☆
前著,名著『右脳で分かる会計力トレーニング』(この書籍は実におもしろい,超お勧めです!)の続編であり,入門編としてかなり回りくどいというか,イラストを多面的に活用し,初心者に拒絶反応を起こさせないように最善を尽くしているという感じです.そもそも財務・会計をまともに勉強すると,多くの人が挫折するという事実をバックグラウンドにして執筆しているわけです.健康問題を会社の健全性に例えて,『メタボな会社とは?』みたいなおもしろおかしい表記に注力していますが,説明している話はB/S, P/L, C/F の財務の基本とそれらの関係です.具体的に個別企業でB/S & P/L を比較評価し,儲ける金額と企業規模が必ずしも比例しない事実を説明している点は前書同様わかりやすいです.
ただ,あまりにも初心者向けに徹しているので,前著を読んでから本書を手にすると,正直ちょっと物足りないように思います.ただ,売れる本の書き方を学ぶ上で,参考になる一冊です.読者層を思い切って初心者に限定,この読者層の限定ができそうでできない手法で,偉い人は一般的に難しいことを書きたがるモノで,この点を大きく割り切った記述は見事だと思います.
まぁ〜,気楽に読んでみることをお勧めします.結構おもしろおかしく,何か新しい気付きを提供してくれるかもしれません?
よくできている
★★★★☆
イラストも多くうすい会計入門。ダイエットと会計を融合させた視点が斬新。なかなか面白い。うすいけれど、よく練られてつくられている。会社の決算をグラフなどで適宜いれており、具体例のイメージがわきやすい。