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標準組織学 総論

価格: ¥8,925
カテゴリ: 単行本
ブランド: 医学書院
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:藤田尚男/共著 藤田恒夫/共著 出版社名:医学書院 発行年月:2002年04月 関連キーワード:ヒヨウジユン ソシキガク ソウロン ひようじゆん そしきがく そうろん、 イガク シヨイン イガクシヨイン 0305 いがく しよいん いがくしよいん 0305、 イガク シヨイン イガクシヨイン 0305 いがく しよいん いがくしよいん 0305 1 組織学の研究法2 細胞3 組織の概念4 上皮組織5 支持組織6 血液、リンパおよび組織液7 筋組織8 神経組織
医学生の基本かつ必携必読 ★★★★★
組織の観察法(固定・包埋・薄切・染色・顕微鏡の選択)、細胞構造について述べ、続いて、四大組織(上皮・支持・血液・筋・神経)について、光顕像・電顕像を示しながら、一般的な構造を解説している。
ハードカバーでずっしり重いが、正常組織の大枠が理解できる。
読み物としてはおもしろい。実用面は低い。 ★★☆☆☆
医学生のころ、この総論と各論をともに購入し、実習や試験、調べものにと使い続けてきた。記述が丁寧で、著者の真摯な態度を感じさせる良書というだけはある。本格的な日本語の教科書。

ただし、実用性からいうと、最近のまともな訳書、あるいは名のある英語の原著のほうが、よっぽど使い勝手が良く、臨床にもつながる学習ができるだけでなく、細胞レベルの事象に思いを馳せることができる。

組織学という学問の歴史が非常に躍動感あふれて書かれ、むしろ細字の箇所のほうが、歴史的な読み物としてよほど有用であり、この本を学んでよかったと思った。

学問の発展が歴史の積み重ねであることを考えると、日本人の手によって、初めて組織学の歴史が編纂されたということに、本書の意義があると思う。
組織学の教科書といえば「藤田・藤田」 ★★★★★
 よい組織学書というのは少ない。さらに訳本でないものになると、選択枝はほとんどない。しかし、それほど困ることはない。なぜなら、この「藤田・藤田」は、非常に信用できる、しっかりとした教科書だからである。冗長になりがちな日本語の教科書において説明はすっきりとし、訳本にありがちなわけのわからない日本語は皆無である。もちろん、内容の間違いもほとんどなく、安心して読み込める。

 本格的で高価であるためか、初学者は、この「藤田・藤田」の購入をためらう傾向があるようだ。確かに、独学でこの教科書を使うのは困難を伴うが、顕微鏡を覗いて勉強することが基本である組織学を独学することはまれであるはずだ。それであれば、信用でき、記述に不足を感じないものを使うべきである。わかりにくい部分は指導者に教わればよい。

 この本には、組織学のテキストとして、当然、写真やスケッチが多数取り入れられているが、それでも、絶対数は少ない。別に写真のアトラスが必要だろう。もちろん説明のない、写真だけのアトラスで十分である。

 「藤田・藤田」に要望があるとすれば、装丁を少し軽めにし、安く、軽くしてもらうと、学生は助かるはずだ。内容の重厚さを考えると、現在の装丁が合うだろうし、個人的にはは好きではあるが…。装丁はとにかく、組織学をしっかり学びたいと思うものには、きちんと応えてくれる教科書であることには違いはない。
写真がもう少しあったらなぁ。 ★★★☆☆
マニアックな詳細が小さい字でびっしり書いてあったりするのに、「知りたい」ことがなかったりします。ただ、訳本でない分日本語はわかりやすいと思いますし、組織学をなんとなくでも知っている人がじっくり読み込めばきちんとした知識が得られそう、という感じでした。
ただ、ひたすら文章で書いてあるので、視覚に訴えたりコンパクトにまとまっていたりするタイプの本でないと思います。長い文章が苦手ならちょっと…。
写真に関しては、カラーで見たい写真が白黒だったり、必要な写真がなかったりするのが欠点かもしれません。実習にはちょっと使いにくかったかな?良きアトラスと共に使えば、○と思います。
長所、短所 ★★★☆☆
この本の長所としてはやたら分厚く実に詳しく、説明してある点であるが、

短所としては、同じことの裏返しかもしれないが、どうでもいいような情報が多すぎる。重要なところもしめされていない。それゆえ、この本を読んで学ぼうと思っても、一体、何をしっかり覚えればいいのか、何が重要なのか皆目見当もつかないだろう。情報の取捨選択がなされているような本ではない。

2つ目には、やたら、顕微鏡の写真は多いのだが、立体図ではどのようになっているのかを示す、グラフィックや模式図、概念図のようなものが極めて少なく顕微鏡写真としてはわかっても、立体的にどうなっているのかわからない。

3つ目には、組織の全体の中でどのように位置づけてあるのかを示すような図などがなく、それゆえそれがわからず、それこそ、木を見て森を見ずという感じのところが多かった。
4つ目には、記述が固いしわかりにくいところも多い。概念図や模式図を付記すれば一発でわかるようなのも、言葉でえんえんと説明されてはわからない。

全体としてこれを使うとしたら、他のコンパクトでこの本が持つ欠陥をもたない教科書を併用した上で、講義や、それらの教科書を読んで掘り下げようと思ったところを詳しく調べるぐらいではないだろうか。と私は使って感じた。実際、他の評判の高い組織学の教科書の訳本を使ったら、あまりの使いやすさの違いに感動したぐらいであった。