巨大なキノコのような、透明なカプセルが宙に浮いているかのような屋内施設!?この近未来的空間は、成蹊大学の情報図書館。近年、大学を舞台に、従来のイメージを覆す個性的な建築が続々と登場している。それらに込められた大学独自の思想、そして未来への志向とは?
未知の世界を開拓していくために、大学ができることは何か? 惑星探査機「はやぶさ」が満身創痍で帰還し、小惑星サンプルを切り離した後、大気圏に突入し燃え尽きた。この壮大な打ち上げから7年にも及ぶプロジェクトを、多くの研究者、企業人を率いて成し遂げた川口淳一郎氏が語る「大学ができること」とは。
今や、国内に閉じこもっていては生き残れない時代。どの企業も、急ピッチでグローバル化を進めている。それでは、世界を舞台にビジネスを展開する企業は、いったいどのような若手を求めているのだろうか?グーグル、ネスレ日本、ローソンといったグローバル企業の人材戦略と、大学への期待を探る。
大学で生まれた発見や発明が実用化され、社会を一変させることがある。藤嶋昭氏の「光触媒」、細野秀雄氏の「IGZO」、赤崎勇氏の「青色LED」などだ。彼らはどのようにして「不可能」を乗り越え、研究を成功させたのか。日本を代表する3人の研究者に、「大学への思い」とともに語ってもらう。
「LINE」、「アイサイト」、「キリン メッツ コーラ」。誰もが知るヒット商品の陰にはイノベーティブなエンジニアたちがいた。そんな彼らに尋ねたのは、「どんな大学と組みたいか?」ヒット商品エンジニアは大学や研究者に何を期待しているのか。