荒野のヒース
★★★☆☆
アクエリオンの主題歌は確かに若干音質が悪かったようですが、こちらはシングルでも発売されていますし、今レンタル屋でもまだまだあると思います。
しかしこのアルバムはなかなか無い・・レンタル屋にも(私の近郊では全滅)
荒野のヒースはこのアルバムでしか聴けません。この楽曲が聴きたいがために購入しました。歌詞も、曲も見事のマッチしていて最高でした。
切ないけどすぅーとして情熱的な”荒野のヒース”、AKINOさんのボーカルもGOODでした。この歌は聴く価値ありです!
音質低下の原因は?
★★☆☆☆
2007年10月1日にビクターエンタテインメントから、系列会社のJVC entertainmentに
アニメーション関連事業が譲渡・移管されました。
シングル・サントラは10月1日以前の発売でした。
レーベル名が変わっているのは、そのためです。
きちんとしたマスタリングで出してほしい。
そうしないと今後、flying dogレーベルの作るCDの音質に疑いを持ってしまいます。
新曲あれば
★★★☆☆
歌唱力があり、そのパワフルな歌声はなかなかマネできない良さがあります。
(最近話題のCMでは別の方が同じ曲を歌ってらっしゃいますが、やっぱり全然違いますから)
ただ、曲は今までに発表されたものばかりらしく、できればアムバム用に書き下ろされた曲なんかがあればよかったなあと思いました。
まだ期待できるのだと思えば
★★★★☆
まだ20歳にもなってないんだなぁと思うと、彼女の早熟さには恐れ入ります。
「アクエリオン」を歌ったのが15歳だと聴いてさらにビックリしました。
プロデュースの関係上アニメソング中心になってしまっているのが勿体無いぐらいのハリがある声、伸びやかな高音、安定した歌唱力(学祭ライブ等で充分に実力を見せ付けているようで)。
聴いてるこちらも安心できますね。
とはいえやっぱり中身はアニメソング中心なので、苦手な人にはお勧め出来ないかな。
盲目的なファンの方が、さして上手くないアイドル声優なんかも「上手い」とか評価されていたりして、時々失笑してしまうのですが
彼女がある一種の「基準」としてこのテの人たちに認識してもらえると、もうちょっと何とか成っていくんじゃないでしょうか。アニメ業界。
AKINO、驚異の17歳
★★★★★
尖鋭、菅野よう子が新たに求めた稀有の才能がここにあった―。
もはや言わずもがなな「創聖のアクエリオン」を最初に聴いた時、その芽吹きの予感に、
これ以上ない程に胸が躍ったものだ。ある意味では、坂本真綾とは対極にあるパワーに彩られた歌声。
それはアメリカ仕込みの本格派兄弟ユニットbless4にて若くして培ったハイトーンの驚異の歌唱力だ。
それが真綾同様に菅野&岩里祐穂が描く無垢でまっさらな10代の世界に堂々響きわたるのだ。
確かに『アクエリオン』サントラにて既に何度も聴き馴染んだ名曲たちばかりだが、
その中で今現在の彼女を映す『オーバンスターレーサーズ』OPテーマ「Chance to Shine」は、
やはり真っ直ぐな彼女の歌声を夢と冒険の世界にストレートにぶつけたナイスチューン。
まさに菅野よう子冥利に尽きる歌声とは、AKINOにこそ与えられた栄誉という気もする。
特に「荒野のヒース」は、かつて真綾ソングにて堪能した菅野仕込みのロマンティックさが
ここぞとばかりに味わえる、疾走する切ないラヴソング。新作のOVAアクエリオンEDテーマ
「素足」も岩里詞らしい、決してありきたりでは終わらない新鮮なバラードに仕上がっている。
その一見切ないようで痛い、愛することの矛盾を歌いあげるAKINO。しかし、まだ17歳。
この荒削りな才能が今後どこまで伸びるのか、それだけが今はとても楽しみだ。