中小企業経営者の心得集
★★★★☆
企業経営者(特に業績不振に苦しむ中小企業の)にとっての心得集のようなものと言えるのではないかと思います。
営業(売上・顧客)、経費(コスト削減)、会計(減価償却費・内部留保など)、財務(金融機関対応・資金調達など)、人事(人件費削減・雇用など)、といった様々な分野について触れられているので、会社の実態を俯瞰的にみるための示唆が得られるのではないかと思います。
本当におすすめです。
★★★★★
池永さんの本は何冊か購入し読んでいますが、この本は特におすすめです。
50人の会社の経理をしていますが、売上は前年対比行かず、仕入の支払いと給与の支払いで本当にかつかつです。
そんな時読んで目からうろこでした。売れない理由はいくらでもあるけど売れない理由を100言うよりも、売れる理由を1つ考えその事をヒントに日々の業務を改善したり、売れないとあきらめるのではなく、思考回路を刺激し売上アップにつなげる方法はとてもわかりやすかったです。会社の社長や経理部長、また幹部クラスにはぜひ読んで頂きたいそんな本です。
一気に読んでしまいました!
★★★★★
本当に面白くてためになる本です。
今の日本の中小企業にぴったりだと思います。
特に第3章の「今やるべき営業戦略とは」は、汎用性があり、自分の会社に並行移動して考えることが出来ました。
また、第7章の「一番頭が痛い従業員の処遇」は、まさに今、とうしゃにも全て当てはまることばかりで、かなりリアルに感じました。
不況の時だからと言われて久しく、あれこれと対策を講じて来たつもりでしたが、これ以上どうすればいいのかと頭を悩ませていた矢先でしたので、本当に参考になり、実行してみるべきポイントがたくさんありました。
本当にありがとうございました。
うちの会社の事?
★★★★★
一昨年のリーマンショックの時は対岸の火事よろしく他人事と思っていた金融不安が数ヵ月後から現実のものとなり、昨年秋からは身近に感じてきて今までの経験に無かった経済環境の中で売上を減らしても利益を確保しようと会社の方針を変えた所、いろいろな問題に直面して戸惑っていたところこの本を読んで『うちの会社の事?筆者はどうしてこうまでも良くわかるの?』というのが読んだ感想です。業種、業態は違っても共通の問題はこの本を読めば先が見えない現実の経営から糸口が出てくると思いました。