「モテない」を卒業しよう!~彼女ができる恋愛科学~
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いわゆる「モテ本」は巷に溢れています。僕も何とか彼女が欲しくて、それらの本を読んできました。でも、それらは大抵「友達以上彼女未満の相手」がいる前提だったり、いわゆる「ナンパ」をいかに成功させるかについて書かれた本だったり。つまりは、彼女どころか友達もろくにいないコミュニケーション能力の低い僕にとっては使えないものばかりでした。
僕は学生時代、ずっと彼女がいませんでした。しかし、社会人の今の僕には彼女がいます。彼女とは不思議なほど気が合い、もう長く付き合っています。思春期になってからというもの、何年もの間、一人ぼっちだった僕にとっては全く夢のようです。
はっきり言います。こんな僕でも彼女が作れたのだから、キミにも彼女を作ることは間違いなく可能なのです。ダメ人間でも、引きこもりでも彼女はできます。キミに必要なのは自分が変わることではありません。ただ、キミのようなタイプの人間が彼女を作るノウハウが不足しているだけなのです。
僕は、ろくに友達もいない状態から彼女を作りました。彼女を作る前に友達を作ったとか、職場の同僚に好かれるようにしたとかいうことは一切ありません。ただ、彼女を作ることだけを目指して彼女を作ったのです。
一人で寂しい人生を送っていた僕にとって、彼女のいる日々と、これまでの日々は全く違います。生きていて楽しいし、いわゆる「まともな人間」になれた気がします。もし、キミが以前の僕と(そこまでひどくはないとしても)同じような境遇にいるのであれば、少なくとも僕と同じくらいの幸せは味わってほしい。そして大した努力もなく、確実にそれは可能なのです。ただ、今まで誰もキミに教えてくれなかっただけなのです。
僕の場合は、なんとなく「そのうちいい人と巡り合うだろう」と思って生きてきました。ルックスもそう見られないほうではないと思っていたし、女性と喋るのが苦手というわけでもなかったからです。しかし、異性どころか同性の友達もおらず、彼女ができそうな気配が全然ないことに不安も感じていました。でも、多少ルックスを気にしてダイエットしたりするくらいで、彼女を作ろうとする具体的な努力は何もしていませんでした。
そんなある日、ある人にアドバイスを求めたところ、はっきりと言われました。
「お前、このままだと一生彼女できないぞ」
この言葉は僕の頭に明らかにガツンと響きました。アドバイスしてくれた人が恋愛のエキスパートと呼ばれる人だったこともありますが、何よりも自分が薄々感づいていたことだからです。
それから、「何としても彼女を作らなければならない」という意識のもと、僕は彼女を作るために本気で努力しました。そして、1年後、いくつもの失敗の末、ようやく初めての彼女を作ることができたのです。
僕と同じように、と言ってはおこがましいですが、キミに必要なのは、「何としても彼女を作るぞという気合」と本気の努力です。逆に言えば、本気で努力しさえすれば、今の時代、彼女を作ることは、キミが考えているよりずっと簡単なのです。
この本ではそのためのノウハウを、どんなモテない人でも使えるかたちで分かりやすく説明していきます。僕はいろいろ回り道をしてしまいましたが、キミにはこの本を読んで、最短距離で彼女を作って欲しいと考えています。
この本がキミの幸せの少しでも役にたてば、僕にとっても幸せです。
■目次
はじめに
・「そのうち何とかなる」という幻想
・なぜキミには彼女がいないのか
第1部 理論編
第1章 チンパンジーから学べ
・人間の本能はチンパンジーを見れば分かる
・ボス猿もすべてのメス猿を満足させることはできない
・メスのチンパンジーの浮気
・チンパンジーの駆け落ち
・学生時代にモテなかったからといって悲観する必要はない
第2章 キミに彼女ができる科学的理由
・男と女では異性に魅力を感じる点が違う
・男女の恋愛観は異なる生物学的・進化論的な理由
・男女の恋に落ちるときの脳のメカニズムの違いについて
第3章 キミが彼女を作ることが正しい社会的・歴史的理由
第2部 実践編
第4章 出会い
・学校や職場で出会いを探してはいけない
・インターネットで出会いを探せ
・趣味の話題から入る
・単純接触の原理
第5章 初デート
・初デートのお誘い
・初デートにおける待ち合わせ場所について
・初デートでどこに遊びにいくか
・初デートに何を着ていくか
・初デートでの会話の内容について
・笑顔の効果
第6章 キミに彼女ができるまで
・セックスに向けて
・セックスに向けての準備
・最初のうちは自分の欠点は隠したほうが良い
・ケンカしたらすぐに謝ろう
・トラブルを乗り越えてこそ関係は深まる
・手料理のすすめ
・彼女ができる