はじめてのリーダー論 ―部下と上手につきあう31のコツ
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「チームを任されたはいいけれど、まずはどうしたらいいのだろう…。」
と不安でいっぱいの新米リーダーにとって、大きな指針となる1冊!
はじめて部下を持ったとき。
多くのリーダーは、部下がなかなか思い通りに動かずに、とまどいます。
「なぜ、こんなに簡単なことができないの?」
「なぜ、やります、と約束したことが期限内にできないの?」
「どうして、教えたのとは違う自分流のやり方をしてしまうの?」
「どうして、文句ばかり言って、動かないの?」
理解不能で不可解なことばかり。
しかし、ベテランリーダーにとって、それは当たり前のこと。
動かない部下をどうにかして動かす。
それこそがリーダーの役割である、と気づいたところから、ようやく始まるのです。
本書は、はじめて部下を持つあなたがリーダーシップを身につけるために大切なことを伝える一冊。
企業の組織づくり、人材育成の支援を手掛けながら「悩める30代を救うメンター」としてビジネス書を多数発表している著者自身が、
体験し、失敗し、気づきを得たエピソードなどを紹介しながら、
「はじめてのリーダー論」として明日から使える31のコツを、やさしく説きます。
【目次】
まえがき
Chapter1 チームづくりのコツ ―リーダーシップの基礎の基礎
自分で動かずメンバーを動かそう
チームメンバーから高い信頼を得るには?
メンバーの気持ちを理解する
納期を半分にしつつ品質も落とさない!?
リーダーとしての立ち居振る舞い
何度言っても部下が動いてくれない…
メンバーは「いてくれる」だけでありがたいもの
チームをうまく動かすには?
Chapter2 コミュニケーションのコツ ―チームプレーを円滑に進めるために
うまいマッサージ師は強く押さない
互いの違いを受け止める
子供が部屋を片づけない理由/子供が部屋を片づけ始めた理由
問題を指摘する優しさ
コミュニケーションの本質
裸の王様
取りやすいところにボールを投げる
Chapter3 人材育成のコツ ―ともに戦う仲間をつくる
約束を守らない部下をどう育てるか
部下が思い通り動かない理由
他人のせいにして思考を放棄しない
部下の成長を促すなら「DOはご法度」
人が育つサイクル
やる気のない部下は相手にしない
部下のストレス・サインを見逃すな
自分から聞いてこない部下には教えない
部下の心に火を灯す方法
Chapter4 自己成長のコツ ―頼れるリーダーになるための心得
植木に水をあげるのは……
すべては「目標を達成する」ことが大前提
根拠のない自信をもつこと
命をいただく
裏切られた、と感じたときに
逆風の中を歩むリーダーに贈る5つの言葉
リーダーはつらいよ
【著者】
小倉広(おぐらひろし)
経営コンサルタント、株式会社小倉広事務所代表取締役、株式会社フェイス総研特別顧問。
大学卒業後、株式会社リクルート入社。事業企画室、編集部、組織人事コンサルティング室課長歴任。 その後、ソースネクスト株式会社(現・東証一部上場)常務取締役などを経て現職。 リーダーシップ開発の専門家として多くの企業の組織づくり、人材育成を支援している。
「リーダーシップとは生き様そのものである」との考えから、人間力向上のための小倉広「人間塾」を主宰。塾長として東洋哲学全般の啓蒙活動を行っている。また、「33歳のルール」(明日香出版社)などを通じて、悩める30代を救うメンターとしても知られている。