前作【ズタボロ娘 (いずみコミックス)】から7ヶ月ぶりのカワディ先生の新作!!
【少女プリズン】が発売しました!!

ファンとしては嬉しい限り何のですが、掲載内容に一部事実上の前作(奴隷市場 (いずみコミックス))を
購入したファンにとって許せない事があります
掲載内容は下記の通りです

・そして少女は帰らない〜少女監禁録〜
・長編作品　少女プリズン1〜5

この巻の冒頭作品【そして少女は帰らない〜少女監禁録〜】は
上記に記載されているアンソロジーコミックの為に描かれた描き下ろし作品となっております
アンソロジーコミックの作品を作者様が自分の単行本に再収録するのは良くある話ですが
【奴隷市場 (いずみコミックス)】は正直に言ってしまうとカワディ先生の作品以外、あまり実用性がありません
カワディ先生の作品が一点でも入っているからこそ、ファンは上記の本を購入したのだと思います
購入を躊躇しがちな、アンソロジー収録の作品を最新刊に再収録して頂けるのはファンとして
とてもうれしい事ですが、収録されないと思って上記のアンソロジー本を買ってしまったファンにとっては複雑な心境です

と、まぁグチはここまでにして本書の紹介をいたします!!
この最新刊でもカワディ節が利いた作品のデキに仕上がっています

【長編　少女プリズン1〜5】
万引きをしてしまったことにより、非政府運営の児童更生施設とは名ばかりの収容所(もちろんあれゲな･･･)に
収容されてしまった少女と収容所で出合った仲間達の物語です
少女はあれゲな目に合いながらもカワディ節な決して希望を失わない精神で耐え抜きます!!

最近のこういう作品にありがちなバットエンドもカワディ先生ならハッピーエンドに導きます!!
カワディ先生のファンなら「先生またやってくれたよ!!」「先生のそういう所が好きですよ!!」と叫びたくなってしまいます
カワディ先生のファンで無くとも、絵のレベルも巻を重ねるごとに上達しており
(男性の描写はいつもどおりです･･･、そこが売りなのかも知れませんが･･･)
ストーリー(プレイ内容)もかなりハードな物となっていますのでファンでなくても楽しめる作品(実用性有り)に出来上がっています

どんなに過酷な環境でも絶望して諦めずに、仲間と一緒に生き抜こうという精神は
カワディ先生からの何らかのメッセージの様な気もします
何かと機会がある度にこういうストーリーを描こうとするカワディ先生の根性と情熱に乾杯です!!
ますますファンになってしまいます!!

全体的な評価は☆5物ですが、【奴隷市場 (いずみコミックス)】を購入してしまったファンの心情からすると☆4です
これからもカワディ先生の活躍に期待しましょう!!