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グローバル経済と現代奴隷制

価格: ¥997
カテゴリ: 単行本
ブランド: 凱風社
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人身売買から人身取引へ ★★★★★
国際法上、人身売買は禁止されているから、現代では世界中どこへ行っても人身売買は違法になっている。
でも現実には人は取引されている。
人身売買が合法から違法になったことで何が変わったのか、その変化はいかなるものなのか。
搾取はいったいどこから生まれ、その搾取がいかにして奴隷を生みだすのか、そのメカニズムが非常によくわかる本。
同じ著者の続刊の邦訳版も発刊予定のはずだったけど、その後どうなったのか気になります。
訳者の解説に危惧が・・・。 ★★★★☆
タイ、モーリタニア、ブラジル、パキスタン、インドにおける奴隷制の実態の克明な報告であり、その背景にグローバル経済を読み取る視線が透徹としている。われわれはこうした現実を無知ゆえにまた恥知らずにも知らないゆえに本書の意義は大きい。
しかし、訳者あとがきを読んでいると俄かに首を傾げたくなる。コンビニのアルバイトの対価が、店が倒産したために支払われないことが奴隷制に通じると記述しているが、対価とはどういうものか。訳者はおそらくマルクスを読んでいない。ナイーブにも、訳者は極端な例を取り上げたがと断っているが、極端でも何でもない。監禁されたり、ただ働きされたりがない分、日本はまだよいというニュアンスで訳者は記述しているが、こういう無知こそ大いに問題であろう。また、「そうとは知らずに」奴隷商売に投資する企業の製品を購入して、奴隷経済に加担してしまうということにも触れているが、これまた「おぼこい」といわざるを得ない。
われわれは最早、全面的に奴隷経済に加担しているのだということを知っているはずだ。少なくとも本書の訳者としては知っていて当然ではないか。
『ダーウィンの悪夢』を持ち出すまでもない。鶴見良行の『バナナと日本人』などの先行研究は、実証的にに我らが奴隷制の上に生きていることを明かしているではないか。どうにも気になる解説である。
このままでいいのか、考えさせられる本 ★★★★★
現代世界に2700万人もの奴隷がいるというショックな事実を知りました。2003年9月末に原著者が来日され、講演会があり、参加しました。やはり著者のお話はインパクトがありました。講演は英語でしたが、訳者の方が通訳をされ、丁寧に質問もひとつひとつ通訳してくださったので、ベイルズさんのお考えがとてもよく伝わりました。この本の印税は、原著も、数十カ国語に翻訳されているという翻訳のぶんも、すべて、反奴隷制運動に寄付されるそうです。
現代的形態の奴隷制の現状を活写 ★★★★★
アメリカの社会学è€...であるè'-è€...が、タイ、モーリタニア、ãƒ-ラジル、ãƒ'キスタン、インドという5か国の「æ-°å¥'隷制」(現代的形æ...‹ã®å¥'隷制)ã‚'ケーススタディの対象とã-た本。人é-"が人é-"ã‚'所有するæ-§æ¥ã®å¥'隷制ではなく、儲ã'のために人é-"が「使い捨て」にされていくさまがç"Ÿãç"Ÿãã¨æãå‡ºã•ã‚Œã¦ã„ます。å-材困難なモーリタニアに動物学è€...とã-て潜å...¥ã™ã‚‹ãªã©ã€æ...Žé‡ã§ã‚りながら積極果敢な調査姿勢にも感嘆。

なお、è'-è€...は「æš'力によってå¥'隷にされ、搾å-という目的のために、自らの意å¿-に反ã-て拘束されている」状æ...‹ã‚'「å¥'隷制」と定義ã-(p.35)、å¥'隷制は拘置所におã'る懲罰のためのåŠ'働や貧ã-すぎてå¥'隷制以å¤-の選択肢がない状æ...‹ã¨ã¯ç•°ãªã‚Šã€ã™ã¹ã¦ã®å...ç«¥åŠ'働ã‚'指すわã'でもないとã-て、「å¥'隷制そのもの!ã!!«ç„¦ç‚¹ã‚'絞らなã'ればならない」と指æ'˜ã-ています(p.365)。

悲惨な状æ...‹ã‚'なã‚"でもかã‚"でも「å¥'隷(制)」とå'¼ã³ã€ãã®ãã›ã€Œå¥'隷(制)」という言è'‰ã®å®šç¾©ã™ã‚‰ç¤ºã•ãªã„主張がときどき見å-ã'られますが、それぞれの問題ã‚'きちã‚"と峻別ã-、何が異なって何がå...±é€šã-ているのかã‚'考えなã'れば有効な解決ç­-は示せないという姿勢は見ç¿'うべきでã-ょう。

グローバル経済と現代奴隷制 ★★★★★
テレビのドキュメンタリーのような迫力で、思わず、一日で読んでし
まった。本当の奴隷が東京にも実際に住んでいたり、サッカーボール
が奴隷の子供たちのつくった商品だったり、日本の警察が、拉致事件
と同様、無関心だったり、初めて知ることが多くショックだった。