aとtheの使い分け 〜ネイティブのセンスを1日で覚える(冠詞だけ極める)
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英語の教師ですら間違えるaとtheの使い分け
2012年に日本の公立中学・高校の英語教師を対象にした面白い調査がありました。
その中でaとtheの使い分けを問うセクションが存在しました。
しかし、そのセクションの平均正答率は約58%で、日本で英語を教えているプロですら
aとtheの使い分けに関しては非常に苦労しているという結果を示していました。
一体何が難しいのでしょうか?
こうした例は英語教師の間だけに留まりません。
2007年に調査された国際的に広く引用されている学術論文の内、
ノンネイティブが記した論文のほぼ100%にaとtheの誤用・過不足が存在していました。
酷い例では1ページに27個の誤用 が存在していたものもあったそうです。
(先進国で研究の最前線にいるような、教養レベルの極めて高いグループの間ですらそうなのですから一般的な英語学習者達は・・・言わなくても分かりますね?)
では英検1級やTOEICでハイスコアが出せるようになれば冠詞の正しい使い分けも出来るようになれるのか、答えはノーです。
aとtheの使い分けは中学や高校教育、しばしば英会話教室で短絡的に教えられる白か黒かの2択ではなく、グラデーションのように5段階で使い分けるものです。この理屈を体系的に正しく理解しないとどれだけ英語を勉強しても一生正しい使い分けが出来るようにはならないのです。
aとtheの使い分け、そして あえて冠詞を付けない局面 などを完璧に判断出来るようになれれば、ネイティブのセンスにかなり近付いている・・・と言っても過言ではありません。しかし、実はそれほど難しいわけではなく、短時間でノンネイティブでもマスター出来ます。
本書は
「aとtheの使い分けが完璧に出来るように」
「忘れても気軽に何度も読み返せるように」
「短い例文、短めの解説を繰り返して学ぶ」
をテーマに、aとtheの使い分け「だけ」を徹底して解説しています。
本書を読み終える頃には今まで疑問に思っていた冠詞の全てがクリアになっているでしょう。