『Gears of War: Judgment』は、「Gears of War」三部作よりも約 15 年前、最も過酷な戦いを強いられた「エマージェンス デー」直後の世界。
「Gears of War」シリーズで高い人気を誇るデーモン ベアード、そして彼が率いる「キロ部隊」の熾烈を極める戦いが描かれる。
ハルボ ベイを包囲し、圧倒的破壊力で押し寄せるローカストの大群に対抗する COG (統一連合政府 : Coalition of Ordered Governments) 軍。
しかし、ルールに縛られたまま打開策の無い作戦を遂行しても、破滅の一途を辿ることは明白。はたしてベアードたちの信念に基づいた
決断とは一体何なのか。そして、なぜその決断が軍法会議で裁かれなければならないのか。正しいと信じたことをしなければ、
生き残る術は無い…。
『Gears of War: Judgment』の物語は、フラッシュバックの形でキロ部隊の証言を追体験することとなる。激化する戦争の中、
キロ部隊が遭遇した事実とはいったい何なのか… プレイヤーはキロ部隊の証言にはない機密情報を開示することで事実の真相に迫り、
より難度の高いシナリオや実績をアンロックすることができる。さらに『Gears of War: Judgment』で語られる真相を知った先には、
『Gears of War 3』で語られなかったベアードたちのもう 1 つのエピソードがアンロックされる。
デーモン ベアード 少尉となってわずか 1 週間、この頃のベアードは、積極的ではないものの COG の理想を信じていた。人を食ったような態度を見せ、
ユーモアのジャブを好むものの、ひねくれた皮肉屋の姿はまだ薄い。任官を誇らしく思い、優れた指揮官を志す、熱意あふれる
青年士官。それが若きベアードだった。
オーガスタス コール 2 ヵ月前まで何百万人ものファンに慕われていたスラッシュボールの元スター選手。名声に満ちた生活から急に切り離されたコール
は、まだ軍人としての自分になじめていない。陽気で闘志あふれる殺戮マシンの誕生には今しばらくの時間がかかるようだ。
ソフィア ヘンドリック ハルボ ベイが侵攻を受けた当時、オニキス ガードの士官候補生だったソフィアは、混乱の中ベアードの部隊に配属されることに
なった。世界大戦末期に戦場特派員として多くの惨状を見聞きした経験から、戦争に勝つために倫理を犠牲にしてはならないという
信念を抱いている。エマージェンス デー直後に志願し、ハルボ ベイ士官学校に転属、メディックの訓練を受けた。
ガロン パドック 故国ゴラスナヤは、世界大戦で UIR 側として COG 軍と戦い、最後まで降伏を拒んだ国。 そして、エマージェンス デー直後の
ローカスト軍侵攻により壊滅した。パドックはかろうじて COG 軍に難民の一人として救出され、捕虜として扱われていた。しかし、
旧敵対国兵士を対象とした対ローカスト徴兵プログラム「COG オープンアームプログラム」 に志願。ローカストへの報復を誓い、
キロ部隊に配属される。
エズラ ルーミス COG は彼にとって人生そのもの。その意義、その実態、そして勝利に至る布石まで、COG のすべてを知り尽くしていると信じて疑わ
ない。COG に全てを捧げるルーミスにとって、民間人が置かれる状況は「知るところではない」。世界大戦時代の戦略を引きずる
思考は、1 体残らずローカストを倒し、敵地を占領することが勝利を導く答えだと信じ続けている。
ランサー (チェーンソー) ローカスト兵士の分厚い皮を切り裂くよう設計された武器。ランサー アサルトライフルのチェーンソーを起動するには [B] を押す。
この特徴的な近接攻撃は、一部の例外はあるものの、ほとんどの敵を一撃で倒すことができるほか、一部の障害物を切り払うことをできる。
ブーシュカ ブーシュカは UIR が設計した殺傷力の高いグレネードランチャー。敵に着弾すると爆発したり、壁などの障害物にバウンドして
時間差で爆発する高性能榴弾を発射する。
ブリーチショット ローカストがただの醜怪な化け物ではなく、巧妙さと戦略性を併せ持っていることは、このブリーチショットを見れば疑いの余地
はない。ブリーチショットは、投棄された UIR のマルツァをベースに、殺傷力を大幅に上げるような改造が加えられている。
銃身は口径を大きく取り、より大型の弾丸が使用できるほか、銃床にも見るからに凶悪な刃が取り付けられ、至近距離から中射程の
戦闘で多目的に活用できる仕様となっている。
ディガーランチャー ローカストの兵器の中でも最も奇妙な存在であるディガー ランチャーは、爆薬を装着した小型生物「ディガー」を標的に向かって
発射する。ディガーは一旦地中などに潜って遮蔽物に隠れた敵に接近し、爆発寸前に飛び出してきてダメージを与える。
ディガー グレネードの攻撃ルートを見るには [LT] を押し、標的を狙って [RT] で発射する。
ロングショットライフル ほとんどのローカストを 1 発のヘッドショットで倒すことができる長射程のライフル。内蔵されたスナイパースコープを起動
するには [LT] を押してから [RS] をクリックしてズームする。完璧なタイミングでアクティブリロードを決めればヘッドショット
のダメージが増加する。
マルツァ ローカストがセラを侵略する以前、COG は何十年にもわたって独立共和連合 (Union of Independent Republics、UIR) と戦争を
続けていた。セミオート式ライフルのマルツァはその UIR が開発した武器の中で最も悪名高きものの 1 つ。マルツァは挿弾子が深く、
有効射程距離を延長し射撃精度を高めるスコープが付属しており、中射程での戦闘に最適。
マルチャー 両手に持って撃つこともできるが [LT] を押し安定した場所に設置して射撃した方が精度が大きく向上する。発射するには [RT] を押す。
弾切れになったり、銃身がオーバーヒートしたりするまでは引き金から手を離すまで連続射撃が可能。クールダウンさせるには [RB] を押す。
スナッブピストル スナッブピストルはセミオートの拳銃で、COG の標準的な支給武器。発射速度を上げるには [RT] を素早く引く。バックアップの武器
として非常に優れている。
スポットグレネード 一定の範囲内に入った敵が見えるようになる。また、このグレネードの有効範囲内に入った敵は受けるダメージが大きくなる。
キュアグレネード メディックや戦場で補助的な役割を担う兵士に最適な武器。起爆すると治癒効果のあるガスを発し、ガスを浴びた味方を瞬時に回復する。
GONDOLA アゴラ丘陵にあるコースタル ヴィラは、ハルボの上流階級が集まる高級リゾート地。住人は高価な調度品で室内を飾り、どの家も
海が見えるパティオかバルコニーを備えている。隔離されたこの閑静な住宅街に行くには、企業や商店で賑わう海岸の街から
ゴンドラを利用する。
ISLAND ハルボ ベイ沖の群島は、海岸沿いに駐在する軍の兵站および補給基地としての機能している。島々は橋やトンネルのネットワークで
結ばれているが、その規模や安全性については不明な点も多い。島々は制限区域となっており、民間人は立ち入りはおろか接近する
ことすら禁じられている。
JUNKYARD ローカストは、ハルボ ベイを侵略した際に全方位から攻撃を仕掛けた。当時パトロール中の COG 兵が アングリー ベアーごみ集積所
からクリルの大群が押し寄せるのを目撃していたが、その後に訪れたのは長い戦争の中でも珍奇な戦いいとして語られる戦いの 1 つ
になった。何と COG 兵はハルボ ベイの中でもよりによって、ごみ集積所を防衛する羽目になったのだ。このパトロール隊は、
ドーンハンマー衛星がローカストホールを永久に封印するまで何とか持ちこたえた。
LIBRARY アレクシー デシピッチ記念図書館は、図書館というよりはCOG 創設の基本理念となる思想を生み出した人物の生涯や功績、生前の
関心事などにかかわる重要な文書を集めた歴史文書館的な特徴を持つ。熱心な歴史家、政治家で哲学者でもあったデシピッチは、
秩序、勤勉、清廉、勤労、信義、忠誠、信念と謙虚からなる COG 8 原則とも言うべき「謹厳規範」の父として歴史に名を留めた。
SKYLINE どこに発生するともしれない大地の穴からローカストが出現し始めた当初、人類の多くは「上」へ向かうのが最善の安全策と考えた。
難民は協力して建物の上にキャンプを張り、物資を分け合い、シェルターを作り上げてコミュニティーを築いたが、こうした共同体の
多くは世界の大勢から取り残されてしまった。
STREETS ハルボ ベイの裏通りや労働者階級が住む地域は決して観光客向けのポストカードに採用されることはない。だが、こうした工業地帯
の道路や設備こそが実は都市の心臓部だ。屋根の上に上ってもそこから見える風景や鼻をつく臭いは変わることはないが、防衛拠点を
築くための眺望を得るには適している。ただし、夜は不注意から溶鉱炉で溶かされたり、肉屋に回収される肉塊になり果てる危険がある。
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