プレイステーション2版が期待したほどの出来ではなかったので(やり込むとあれはあれで面白いのですがやはり別物)、オリジナルに一番近いものをと思い、セガサターンと本作を併せて求めました。
移植度はまさに完璧、非の打ちどころがありません。
X68000版やSuper32X版は良いと思っていたのですが、やはりこれに比べると一枚落ちます。
キャラクタがでかく、ものすごい迫力なのに、猛烈なスピード感を感じられます。
多少ホーミングがあるので、単純に「乱射乱撃雨あられ」でもある程度先に進めますが、そのうちあまりのスピードに正面衝突するケースが増えてきます。
分かっていても避けられないというのがストレスにもなりますが、その分巧くすり抜けられた際の爽快感が増しています。
そして、コンティニューがステージ7と13からしか出来ません。
コンティニューに不満を持っている人が結構いるのですが、もし全ステージコンティニュー可能だったら、ゲーム寿命が短くなり、家庭用ゲームとしては失格で、単なるコレクターズアイテムと化してしまいます。
「先を見たければ巧くなれ」当たり前のことです。
かく言う私は、未だにウィウィジャンボが倒せません。
テレビは既に25インチがあり、アーケード版の小型筐体と変わらない(むしろ操作し易い分良いくらい)環境で、たったこれだけの投資でプレイできるのですから安いものです。
単純なゲームですが、今もってこれほど迫力と爽快感を感じられるゲームは他に出てきていません。