ゲームバランスの良さ
★★★★★
おにコースは前作と比べて難易度が上がっているものの、前作から十分移行できる程度の上昇具合である。
本作品のボス曲(☆10)として「トッカータとフーガとロック」「よくでる2000」「タベルナ2000」が待ち構える。どの曲もタイプは違えど強力だが、練習次第で十分太刀打ちできるレベルである。
また、かんたん〜むずかしいコースもかつての無茶苦茶な難易度設定は鳴りを潜め、万人が取り組めるレベルに調整されている。むずかしいコースの敷居も本作品の段階では大分下がっている。
したがって、本作品はとにかくそのゲームバランスの良さに尽きる、と言うことができるだろう。
教育ソフト
★★★★★
太鼓の達人を教育ソフトに位置づけている家もあるとお聞きしています。
小学1−2年生でも家族で一番旨くなることがあるという話もあります。
鬼コースを10歳にならない子供はクリアできるが、
大人はなかなかクリアできないこともあるようです。
自分ではすべてのコースをクリアできませんが
音声の入った曲もあるので、デジタル音が多いとはいえ、
音楽としても楽しめます。
文字ぴったんも、このシリーズで音楽を先に知りました。
太鼓の達人で知ったアニメやドラマ、映画、音楽を後から、本物を楽しむというふうに、文化の入り口としても利用できるかもしれません。
おにで遊ぶどん
★★★★★
全年齢にお勧めできる、エントリーユーザーに最適な一作。
「不良の娯楽」と敬遠された頃も今や昔。指先の鍛錬と脳の活性化に最適とさえ言われる昨今のビデオゲーム評価において、今までゲームを毛嫌いしていた年配の方々などにもアピール出来る和の風合いや単純、簡単を極めた操作性など、「これなら出来そう」「やってみようかな?」と思わせる説得力に満ちている。
音ゲーといえば今まではどちらかといえばクールだったりポップだったり、洒落たセンスを前面に打ち出しているタイトルが多かったのに対し、なんたって「イモ食ってプ。」ですからね。
この全体から滲み出るヌルさ加減が、音ゲーのセンスの良さ故の敷居の高さをやわらげる事に成功しています。
太鼓という、日本人なら誰もが親しみを感じ、単純ながらも奥の深い楽器を用い、それで例え上手に叩けなくても脅迫しすぎないゲームバランスは「次はもっと上手に叩いてやる」という前向きな向上心を持たせてくれる。
そして選択画面などの画像処理が秀逸でクオリティ高く、まるでアニメの一シーンのような楽しい画面でボタンを押しては「ドン」と軽快に響き、選択したものを聞き取りやすい声で教えてくれる。
こういった細かいところでの解り易さに対する配慮がユーザー層の裾野を広げる重要なポイントなのではないかと思います。
ラインナップされている曲もマニア向けのコアなものがあればナツメロやクラシックもあり、歴代アニメや誰もが聴いた事のある曲まで老若男女問わずに楽しめる。
そしてオリジナルがいい意味で「突き抜けて」可笑しな曲となっているので、プレイヤーだけでなく、後ろで見ている皆で盛り上がりながら楽しむ事が出来る。
このゲームをやっているとこれからの時代、TVゲームは親子三代、皆で盛り上がれるパーティーグッズの主役を担う存在にまで成り得る事が出来たんだなぁ…と嬉しくなります。
太鼓の達人 わいわいハッピー!六代目
★★★★☆
子供への一足早いクリスマスプレゼントにしました。子供の感想は、
「太鼓の達人のファンで四代目からやっています。個人的には好きな曲が少ないのが残念ですが、ただ単に好き嫌いの問題だけです。六代目は新しい曲が多いので、新しい曲好きの人なら楽しめると思います。」
今作は速さよりも譜面の難しさが際立つ
★★★★☆
今作のやりどころは、「クラシック」「ゲームミュージック」「ナムコオリジナル」につきます。
お気に入りの曲は「タベルナ2000」「トッカータとフーガとロック」「クレーンシティ」「白鳥の湖〜still a duckling〜」
おそらく四・五代目の曲の☆×10の曲すべてが六代目では☆×8or9になってしまうのではないかと思うほど難易度があがってます。「恋文2000」でさえ、かすんでしまうほど。相性にもよりますが。
「よくでる2000」は☆×10なのですが、ほかの☆×10の「タベルナ2000」「トッカータとフーガとロック」にくらべると、影が薄くなります。十分難しいんですけどね。
しかも、今回からドロンモードのほかにスクロールの速さが2倍・3倍・4倍になるのもあります。
ぜひやってみてください。上の曲の4倍、死にます(笑)
買ってやってみる価値あり!オススメですよ!