全員で稼ぐ組織 JALを再生させた「アメーバ経営」の教科書
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「アメーバ経営」を知り尽くした著者による、企業経営者必読の一冊である。
──稲盛和夫京セラ名誉会長
世の中には数々の経営手法がありますが、アメーバ経営がそれらと一線を画すのは、導入することにより
意思決定の仕組みや組織、事業の構造だけでなく、目に見えない企業文化や働く人々の人生観、価値観までが
変わっていくところにあります。(本書「はじめに」より)
2010年1月、会社更生法の適用を申請し、事実上経営破たんをした日本航空(JAL)の会長兼CEOに、日本政府と企業再生支援機構の強い要請を受けて稲盛和夫京セラ名誉会長が就任。著者も管財人代理・副社長としてこの難題に取り組んだ。JAL再建の切り札となったのが、京セラの経営管理手法「アメーバ経営」だった。その後、JALの業績は、当事者が驚くほど劇的に回復、2013年9月には会社更生法申請からわずか2年8カ月という短期間で、JALは東京証券取引所に再上場を果たした。
本書は、アメーバ経営の仕組みと具体的な実践方法を経営者向けに本格的に解説した初めての本。著者の森田氏は京セラに入社以来、アメーバ経営の仕組み作りに取り組んできた。本書ではJALを含め、製造業、病院、介護事業者、通信会社などへの導入事例を題材に、アメーバ経営を詳細かつ、やさしく解説する。
巻末に「早わかりアメーバ経営」「アメーバ用語集」の付録つき。