基本の大切さ
★★★★★
バイク初心者のために書かれた本だが、長くバイクに乗っている人も基本を見直すのに役立つと思う。ハンドルグリップの握り方やステップの踏み方といった基本中の基本的な事柄でさえ、なぜそのようにすると良いのか理由が明示されているので、根本的な理解ができる。
具体的なライディング技術では、コーナリング時の姿勢、特に下半身で車体をホールドする際の押さえつける方向や強さのイラスト図解が分かりやすい。安全で効率的な走行ラインの取り方もためになる。市街地走行の技術では、交差点での右折時に対向車に視認されやすい位置取りなど、危険を極力排除するちょっとした工夫が紹介される。
本書の全体を通して伝わってくるのは、基本を磨き続けることが安全と速さにつながること、バイクと対話しながら操る真の楽しさ、ライダーとしての心構えやマナーの大切さ、といったところ。時に怒りや嘆きを吐き出しながら読者を一人前のライダーに育てようとする良き兄貴的な語り口調が印象的。実践的で真摯な本だ。
ザ・必携本!
★★★★★
バイクを乗り出すにあたり、手引き本などいろいろと探してみましたが、
写真を多用し、機器やテクニックの紹介に重きを置く本がとても多いものです。
(もちろんそういった事柄について知りたい場合は問題ないのですが。。。)
そんな中で、レビュアーの皆さんがこぞって5つ星をつけているこの本に出会いました。
本書はライディング時の心構えや、緊急時の対処をはじめ、
初心者ライダーが公道で感じる様々な不安に応えてくれる本です。
派手な写真を使うことなく、しかし
明快なイラストとライダーの立場に立った文章で、とにかく頭に入りやすい!
今でも本棚に常備し、疑問があると開いています。まさに初心忘れるべからず。
バイクライディング本のエヴァーグリーン。
★★★★★
内容はバイクビギナー向けに、 バイク選びから基本的なライディング、
ツーリングの基本的ノウハウまで、 親しみやすいイラストで分かりやすく、
時には手厳しい言葉で(笑)構成されていますが、
ベテランの「脱・自己流」や 復活バイク乗りが感覚を取り戻すためにも
十二分に参考になるものです。
先輩の愛車がヤマハFZ750(!)とシブくて涙が出るくらい、
出てくるバイクやアイテムに若干「時代」を感じさせますが、
バイクが今でも乗り手を風に晒して、ガソリンを燃やして回るエンジンで
2本のゴムタイヤで走るのには変わりないので、今でも十二分に通用する内容です。
このあとも、たくさんのライテク本が世に出ましたが、
これほど判りやすくて心に沁みる(?)一冊はありません。
初心者からベテラン、リターンライダーにも、
バイク乗りなら必ず読んでいただきたい1冊です。
バイクに乗ることが好きになる本
★★★★★
バイク初心者に向けた本を全て読みあさったわけではないから言い切れないけど、この手の主旨の本の中では最高の1冊だと思います。
バイク初心者に必要な情報がきちんと網羅されていて不必要な情報は省略されているので、本当に実際的で読みやすい本になっています。
読んでるだけでバイクに乗りたくなる本、あるいはバイクに乗ることがもっと好きになれる本ですよ。
初心者
★★★★★
初心者で本当に基本的なことが知りたかったので、勧めもあって購入しました。
シフトダウンや市街地走行など知りたい基本の項目がたくさんあってためになりました。
イラストもあってわかりやすいです。
持っていて損はないと思います。
私は買ってよかったと思いました。