いままでいろいろな本を読んだり、上級者やレッスンプロに教わったりしましたが、なかなか効果が出ませんでした。しかし、自分はこの本を読んでいろいろな疑問点を一気に解決することができました。スイング研究好きの方は、ぜひ一読をお勧めします。

あらかじめお断りしておきますが、ここからは、読んでの自分の解釈なので、話半分に参考にしてください。

この４スタンス理論には、「人間が思い切り力を入れるときの癖は４通りに大別される」ということが書いてあります。
そして各自の癖に最も適した 1.クラブの持ち方、 2.構え方、 3.スイング時の”力の入れ方の感覚”について書いてあります。

もちろん、この本の内容だけでは初心者がいきなりパーフェクトなスイングを手にするのは難しいでしょう。
しかし、ある程度スイングを自分で研究されている方、でもなかなかコレというスイングを固めきれない方はぜひ一度読んでみるべきです。目から鱗です。私の場合は飛距離、方向性、打感、再現性、すべてが変わりました。クラブ通りの飛距離も出るようになりました。ゴルフクラブの真実 (パーゴルフ新書)
特に「自分の体使いの感覚」について説明しているので、スイングが乱れても原因を把握するのが容易です。したがって、ラウンド中にミスが出ても対応に迷いません。また、フルスイングだけでなく、共通した感覚をパッティングやアプローチにも応用できるので、ラウンド中に考えることが減ってゴルフがとても楽になります。以前は９０をきるのが一苦労でしたが、今はろくに練習もせずのせいぜい月一ゴルフでも、安定してハーフ４０代前半で回れています。７０代を本気で目標にする気になれました。が、ここから先は実際のラウンドでコース戦略とアプローチとパッティングを鍛えなければだめなのでしょうね。本番に強くなるゴルフ (ゴルフダイジェスト新書)　　72ヴィジョン GOLF (ゴルフ) 2010年 09月号 [雑誌]


他の方も書かれていますが、正直な話、あまりライバルには教えたくない本です。

よくここまで研究されました。
現実には、難しいゴルフへの応用は適切なコーチがひつようではないでしょうか。
自分のタイプを知ることは大事です。

現在はあまりに多くの情報やレッスンがありますが、熱心に考え、実行しょうとすればするほど、迷ってわからなくなるものです。小生は以前、スウィングイップスにかかりましたが、結局のところ基本に戻る以外に方法はないと思いました。とはいえ自分は何をすればよいのかが判らず困っていた時
この本とDVDに出会い、自分の身体特性にあったスウィングを学び、スランプを抜け出し、シニアクラブチャンピオンもとりました。
迷うことなくこの本とDVDを繰り返し読み、見て習得に努めております。大変参考になると思います。自分のタイプがどれか判るだけでもそれはそれでよいのではないですか。現在、ハンディ4を維持しているのもこのお陰だと思っております。

練習場のレッスンでこの理論に出会いました。太平洋クラブ系のスクールで採用されているようです。

一般的なレッスンでは教える人によって指導方法がまったく違うので、好き嫌いや相性で選ぶしかなく、外れると数万円が無駄になりました。おまけに、自分の体に合わないスイングだと筋を痛めたりして害のほうが大きいです。しかし、このような理論をもとに教えてくれる先生なら理屈は共通なので、万が一担当が替わっても安心して任せられます。一種類のスイングを全員に強制するのではなく、人の体の使い方を4種類に分類し、それぞれに振りやすい体の動かし方を示してくれます。この理論によってとても楽なスイングが可能になりました。

練習場ではなんといっても先生の言葉が有効ですので、この理論にもとづいて教えてくれるスクールを探すのがいいでしょう。家に帰ったらビデオや本で復習しましょう。

この理論のおかげで、万人に一様のスイングを勧める人や本、ショップ等々はあまり信用できなくなりました。ゴルフ観が変わる理論です。

面白い内容でした。ゴルフだけでなくいろんなスポーツに参考になりそうです。