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イルカの日 [DVD]

価格: ¥4,935
カテゴリ: DVD
ブランド: キングレコード
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ジョージ・C・スコットの圧倒的演技 ★★★★★
凡百の謀略サスペンスに陥る危険性をギリギリのところで救っている
のは、マイク・ニコルズの瑞々しい感性に彩られた映像美と、
やはりジョージ・C・スコットの存在感ではないか?
過剰にならず、さりとて感情を殺さない演技は、この物語にリアリティを
与えている。
パットンを演じ、アカデミー受賞を拒否した彼が、何故この映画に出たか?
この俳優の一本筋の通った生き方を感じさせ、実に興味深い。
6/10(水)念願かなってこの作品のDVDを手に入れた! ★★★★☆
何やかやと忙しく、観るのに10日も費やしてしまったが、6/20(土)に1時間40分強の物語を楽しませてもらった。

元々、動物が物語の核を成すFamily Dramaのような作品は大嫌いで、この作品もSuspenseというGenreに入ってはいるが、マイク・ニコルズ監督なので、一抹の不安はあった。
しかし、イルカの愛くるしさでその不安は一掃。
イルカをマジマジと観たのは、人生48年間で初めてだったが、こんな可愛い動物だとは思わなかった。
作品そのものにケチをつけようと思えば、いくらでもつけられるが、2頭のイルカ、ファーとビーの存在で、そういう気は失せてしまった。
あの言葉は実際にイルカの口から発せられているのだろうか?
あんな声?で話しかけられたら、愛おしさを感じざるを得ない。
本当に利口な哺乳類である。

で、作品にも少し触れないとReviewにならないので、Suspenseとしてはごく普通。
ポール・ソルヴィノ演じる記者マホーニーが一体どういう人物だったのか、結局解らず仕舞いだし、
その相棒が殺されているのに、事件として扱われないのも、いくら離れ小島の出来事とはいえ、不思議ではある。
謎の財団も謎のままだし、物語としては謎だらけで、何ともシマリの無い内容になっている。
しかし、DVDのPackageにあるような人間の我欲と社会の欺瞞を照らし出した作品だと捉えずに
イルカへの愛と別れのDramaと考えれば充分であろう。
Lastのジョージ・C・スコットとトリッシュ・ヴァン・ディーヴァー夫妻の空しい姿にイルカとの別れに対する悲しみが如実に表れている。

ジョルジュ・ドルリューの音楽も秀逸。
この年のAcademyでは「追憶」なんていう絶対本命の対抗馬の存在で受賞できなかったが、他の年であれば、なんとかなったであろうに。
序盤は素晴らしいが後半の展開は余りにも陳腐… ★★☆☆☆
★フランスの作家、ロベール・メルルのSF小説の映画化で、ジョージ・C・スコット演じる科学者の必死の努力でイルカが人語を発するまでの前半の展開は素晴らしい。中盤はイルカを見学にきたお偉いさんと人間不信などの回答をしたりする場面なども良くできている。だが、悪人?がイルカの頭に爆弾をつけてなんと大統領の船を爆破しょうとする…。という、何故か後半は別の映画に一気に変わり果ててしまいスパイ・アクション的な構成のクライマックスも理解に苦しむ。監督はあの名匠マイク・ニコルズ。前半と中盤の進行経過がダンゼン優秀だっただけに後半でそのオーソドックスなムードをぶち壊してしまった。真面目なお話にしたら飽きられる?からなのか。又は映画が当たらないと思い無理やり付け加えたのか?もったいない事をしたものである。余りにも稚拙でお粗末すぎる!。全て台無しである。役者以上に大熱演している、イルカ君が可哀想である…!★。(涙)※当初、この作品の監督をする予定だった、ロマン・ポランスキー監督版をできれば観たかったですね。

34年間待ってました。 ★★★★★
中学の文化祭でどの映画を呼ぶかという話になってこの映画をごり押しで推薦しました。
劇場公開されたときは都合が悪くて見に行けず、原作を何度も何度もボロボロになるまで読んでいたので文化祭では感慨ひとしお。
尺の関係もあってか少しもの足らない感もありますが、音楽も演技も素晴らしい出来です。ファーとビーは忘れられない名前です。ぜひ子供さんと一緒にご覧になってください。
子供には難しくないかって?いえいえ彼らは大人以上に多くのものを感じ取れるはずです。
フィクションでありながら現実を思わせる動物映画の傑作 ★★★★☆
第二次世界戦時、ソ連はイヌを兵器として使用していました。
エンジンをかけた戦車の下でしか食事をさせず‥、戦闘前には飢えさせて、背中に吸着地雷を背負わ、敵戦車に放ちます。イヌは戦車の下にエサがあると思ってもぐっていきます‥。

何とも恐ろしいことですが、本編ではイルカに爆弾を背負わせて犯罪に利用されそうになります。これを観て‥ソ連のイヌを思い出し涙がとまりません。

SF的な要素がある内容ですが、現実に起こりえてもおかしくない内容であり、最後に育ての親(人間)を海から悲しい声で呼び続けるイルカの声は忘れることが出来ないでしょう。

ジョルジュ・ドルリューの音楽は映画史に残る傑作であり、これも一度聴いたら耳から離れません。
昨今のアクション重視のハリウッド映画に見飽きた方にはお薦めの一本です。