狼の夜話 俺、劇画、40年
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漫画の原作者としてこれまで40年以上に渡り、多くのヒット作を世に送り出してきた、小池一夫氏自身によるこれまでの劇画、そして漫画界の歴史を語っているのがこの「狼の夜話」だ。
その多くは、小池一夫氏がこれまでにかかわってきた作品の裏側にある誕生秘話や苦労話、さらには笑えるような話からスピリチュアルな話、そして忘れてはならない「あの」キャラクターの誕生秘話。さらに、さまざまな著名人との数々のエピソードなど、まで、とにかく小池一夫氏自身が語る、「自伝的」な興味深いのエピソードが満載!
そのほか、これまでの「昔話」だけでなく、これからの漫画やコミック、それを含めたソーシャルメディア全体への提案も語られているのである。
この一冊に、小池一夫氏の劇画に関わってきたこれまでの40年画すべて詰め込まれているのである。
目次
第一章 「先生」と「大兄」
1 手塚治虫先生の質問
2 劇画の師、さいとう・たかを先生
3 梶原一騎さんからの怒りの電話
4 時代劇の師・山手樹一郎先生
第二章 いくとせ、ふるさと
1 文と武と
2 石炭列車のマドンナ
3 いくとせ、ふるさと
4 下駄を履くまで
5 映画と万年筆
第三章 漫画×劇画大戦争
1 「漫画=キャラクター」
2 「緒塚敬吾」と「小池一雄」
3 「友情の舟」スタジオ・シップ
4 漫画×劇画大戦争
第四章 狼の夜話(よばなし)
1 『子連れ狼』誕生秘話
2 子連れ狼とメディアミックス
3 若山富三郎さんのトンボ返り
4 国境を越える大ヒット
5 作詞家 「小池一雄」
6 百八竜からの招待状
第五章 起きて半畳、寝て一畳
1 お狐様の葉っぱ
2 伯耆大山でのできごと
3 改名の秘密
4 小池一夫イン・スピリチュアル
5 神様の試練
6 起きて半畳、寝て一畳
第六章 俺、劇画、40年
1 劇画村塾
2 タイトルは楽し
3 『アルバ』創刊
4 思い出の旅
5 大学教育とキャラクター理論
6 世界へ、そして未来へ
解説 竹内清訓