アスリート向けで理論があまり述べられていなく応用の範囲が狭い印象
★★★☆☆
方法論の本かと思い読んでみましたが、軽いイメージトレーニングの本という印象で残念。
思い込みから重度のスランプに陥った野球選手の例から書かれているように、
とにかくアスリートの例しかない。
ビジネスマンの人が読むとがっかりすると思います。
ビジネスマンの人はこれではなくて、他にもいい本があると思うのでそちらから読んだほうがいいでしょう。
アスリート向けなら初めからそう示してもらいたい。
方法論が具体的に説明してあれば、応用も利くとは思うのですが、書いていません。
残念。
恐怖症やびびりの克服なら石井 裕之さんやNLPの本を読んだほうがいいと思います。
ビジネスマンの方でしたらスティーブン・R・コヴィー、タレン ミーダナー、デール カーネギー、デブラ・A. ベントンなどの本のほうが断然読む価値があります。
理論が書いてない本はあまり役に立たないです。時間がある方は読んでみればいいかも。
すーっと読んで頭に入る、ビビリの克服
★★★★☆
自分がなにを恐れているのか、どうして、そこでうまくやれないのか。そう思うことがある。スポーツ選手はどうして、あそこであれだけ実力を出せるのだろう、と不思議に思うこともある。「最初からそうなんだよ」と思ってもいたが、この本を読んでいたら、どうもそうでもないらしい。
やっぱり人によっては運動能力抜群でも、実力を発揮できない人もいたり、実力を発揮している人でも、突如「イップス」になることがあるらしい。それはやはり「心」の問題ということのようだ。
イラストが適度に入っていて、パラパラッと読めてしまうけれども、冒頭のチェックリストで数が意外にも多かった私は、この本からヒントを得て、もうちょっと実践を重ねてみたいと思う。