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SEのフシギな生態―失敗談から学ぶ成功のための30ヶ条 (幻冬舎文庫)

価格: ¥600
カテゴリ: 文庫
ブランド: 幻冬舎
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システムエンジニアの実態(? ★★★★☆
自らの悲惨さ?を暴露して共感を得ようというスタイルがひとつの方法論として確立しているのか、お笑いにも言えそうだがそういう類のものはあまり好きではない。
さて、本書。まさにそのスタイルなのだが、そこから一歩進み解決策と教訓を刻んでいるあたりがかなりよかった。そこまで気合を入れて読むようなものでもないかもしれませんがコラムのような4コマも入り混じって息抜きにもなる仕立て。この手の内容でレビュー数20というのもちがう意味でおもしろい、5年前の書籍ですがSEというあまり縁のなかった世界のおはなしなのでおべんきょうにもなりました。
視野が狭くなるのは研究者やプログラマーとして致し方ないこと。顧客や雇い主からすると求められる成果をあげてくれれば人格までは問わない、ということでしょうか。憶測でものを言うのは失礼ですのでこのへんで。
あまりおすすめはできませんが ★★☆☆☆
仕事を嘆き、視野の狭さや身勝手さが目に付く。
自己犠牲をある程度割り切ることが必要な仕事なのに、どうあってもそこが割り切れない「若さ」「弱さ」「勘違い」が見え隠れ。
物事をきちんと分析できる視点はさすがだと思うけど、自己反省が少ない。
そのせいか時に大局的で冷静な見方をできるけど、一貫してないし、時に浅くなるのが残念。
「面白さ」を追求するとこうなってしまうのかなあ…。
できない部下や厳しいだけの上司にはただひたすら批判的な眼差し…。
この人の他の作品も同じようなパターンで、独善的で偏りがある。
結果的に共感できないのです。
正直、この業界を志す人にはまじめにおすすめできません。
しかし、この時代、エンジニアはカッコいい、高給取り、と転職情報誌には耳障りのいいことばかり。
この本で現場の悲しさやかっこ悪さをきちんと披瀝できたところに関しては評価したい。
そういう点では、必要な本かもしれないと思うのです。
単に自虐ネタで笑いたい、という人には何もいいません。
しかし、この業界を志望する人は、裏の裏まで深く読む必要がありますよ。
戦うものたち ★★★★★
まず買った理由を書きたい。その上でレビューをしたいと思ったからだ。
PC系専門学校1年。無論、SE・PGになるのを夢にまでは見ていないが、なるのを目標として頑張っている。
さて「この業界怖いよほんとだよ」と良く聞くが、ではどれほどのものなのだろうか、実務経験ないからわからないなあ……と困っていた所にこの本が舞い降りた。以下読んだ感想である。

この業界怖いわほんとだわ。

コミカルに書かれてはいるが笑えないトラブルの数々を、それでも乗り越えていく著者の姿に感動。恐ろしそうな業界だけれど頑張っていきたいと思った。
それに他業種の方々からも共感の賛辞が飛んでいるようなので、きっとどこの業種も怖いのだろう。
全国の戦うサラリーマンに敬礼。私もついていきます。(就職できれば……)
ひとつひとつは小さな体験だが、失敗を書きとめることにこそ意義がある ★★★☆☆
システム開発の失敗事例を集めていて、手に取った。

経験8年の若手SEきたみ氏が、
日常の仕事の中で遭遇した上司や顧客、同僚の不条理な仕打ちや
自身の失敗談などを物語風に語る、という内容である。

若手だけに失敗の体験としては現場色、個人色が強く、
取り返しのつかない大きな失敗というのもない。
大事な会議の前に冷たい飲み物を飲んで会議中に腹を下した話とか、
顧客の悪口を書いたメールを間違って、その顧客に送ってしまった話とか、
わりと身近でこまごました失敗で、総じてほほえましい。

が、なかには「要求定義とはできることとできないことをわけることだ」と
いうような、業界全体を覆う大きなテーマもある。

ひとつ感じたことは、失敗はそれと気づいて初めて失敗となる、ということ。
きたみ氏が現場で経験した失敗や不条理は、ひとつひとつは体験としては小さいが、
その中には大きな失敗と同根のものもたくさんある。
きたみ氏の偉いところは、自分の失敗を「失敗」と意識してそれを文章化したこと、である。

自身の失敗への考察はまだ、視野の狭さ、洞察の浅さが否めないが、
おそらくこれからの経験と知識がそれを補っていくだろう。
今後に期待したい。
そうそう。これがSEの仕事。 ★★★★★
→そうそう。これがSEの仕事。これがSEの生態。
  別にフシギでも何でもありませんがな よく見る日常でんがな。

→6ページに1ページくらいの割合で、イラストがついています。
  これがまた、身につまされますなぁ。

→どちらかという小さいプロジェクト向け。
  力技でなんとかしようと七転八倒する作者に
  自分を重ねずにはいられません・・・。

→目次を読むだけで、そのページが思い出されます。
  本としての完成度が高い! さすがSE!