京都本っていっぱいありますよね。
　その中の１冊ですが、サライという雑誌の編集の方は、京都をテーマに個性をどう出したらいいか？ってかなり悩んだのでしょう、その悩んだ結果の本がこの「何度行っても、新発見サライの京都」って形になったんだなって感じさせてくれます。

　この本は、京都旅行を３つのテーマ（歴史・寺・庭）に分け、それぞれを２泊３日で観るための、”旅行のしおり”の形式を取っています。
　本の中には、”しおり”とは書いてはありませんが、私が読んですぐに思い出したのは、修学旅行の”しおり”でした。

　でも、そこは本物を知る大人向けの旅行ですから、詰め込み式にいろいろ廻るのではなく、時間をたっぷりとかけて見るようになっています。

　写真も多く美し!く観ているだけで、京都の音が聞こえてきそう・・・

　紹介されている神社仏閣、宿、料亭や割烹、そしてバーや喫茶店、もちろん旅行ですからお土産まで、抑えておきたいところはしっかりと抑えてあり、京都へ行く計画を立てるガイドとしては良いと思います。

ただ、有名どころが多すぎるのは、私の見つけたｘｘｘという大人の旅行のひそかな喜びが欠けてしまう点、そして、本の大きさがＡ４サイズくらいと、旅行ガイドとしては、少々大きめな点は残念なところです（☆一つ減点）

京都に行ってみたい人、京都の定番を知りたい人にお勧めの１冊です

昨秋のサライ「京都大特集」を見て感動しました。
早速、本屋に行きましたが売り切れ、どこを探しても売り切れ。
小学館に問い合わせても売り切れで増刷の予定も無いとの回答、残念でなりませんでした。
しかし今回、別冊として本誌が発売されましたので私は直ぐに購入しました。
素晴らしい！！！　　あの時の感動が甦ってきました。

そして、前回には無かった数々の特典や新しい記事などが追加されています。
前回、残念な思いをしましたがそんな事を忘れさせてくれる素晴らしさです。
京都、京都、やっぱり京都。
サライの編集者たちは、その思いを存分に堪能させてくれます。
行くぞ！　京都。
サライの編集者たちに感謝！