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クマにあったらどうするか―アイヌ民族最後の狩人姉崎等

価格: ¥1,600
カテゴリ: 単行本
ブランド: 木楽舎
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:姉崎等/語り手 片山竜峯/聞き書き 出版社名:木楽舎 発行年月:2002年04月 関連キーワード:クマ ニ アツタラ ドウスルカ アイヌ ミンゾク サイゴ ノ カリユウド アネザキ ヒトシ くま に あつたら どうするか あいぬ みんぞく さいご の かりゆうど あねざき ひとし、 キラクシヤ キラクシヤ 1638 きらくしや きらくしや 1638、 キラクシヤ キラクシヤ 1638 きらくしや きらくしや 1638 1、死んだふり。2、木に登る。3、腰抜かす。正解は、この本の中に!アイヌ民族、狩人の知恵から学ぶ、人間と自然、共存の仕方。 第1章 こうしてクマ撃ちになった第2章 狩人の知恵、クマの知恵第3章 本当のクマの姿第4章 アイヌ民族とクマ第5章 クマに会ったらどうするか第6章 クマは人を見てタマげてる第7章 クマと共存するために第8章 クマの生きている意味
クマが師匠 ★★★★☆
アイヌ民族最後のクマ撃ち猟師という姉崎等さんが山、そしてクマについて語りまくった本「クマにあったらどうするか―アイヌ民族最後の狩人姉崎等」読む。

65年に及ぶというハンティングライフは伊達じゃない。めちゃくちゃ面白かったです。

クマを追い続けることによって山のすべてを学んだのでクマは自分の師匠と呼んでます。12の年から山に入ってた姉崎さんはどこの山に何があって木の形はどうだとか全部把握していて地図も持たずかなり軽装で山に入ってサバイバルしてたそうです(毎週見てる「サバイバル・ゲーム2」で紹介されてるサバイブテクニックと共通してる部分が多くあって興味深かったです)

でクマと会った場合ですが基本クマは人を襲わないので向こうから逃げるらしいけど手負いや子連れの場合はちょっと危険だと。
やはり逃げるのが一番だめで立ったまま動かずにいて大声で威嚇したりすることが一番いいということです。
姉崎さんは丸腰で遭遇したときはそうやって切り抜けてきたので説得力あります。

とにかくクマについて色んなことが書かれたこの本は最高のクマ本といえる!
もっと読まれるべき本 ★★★★★
本書を読んでまず思ったことは熊を第二の日本狼にしてはいけない事及び広葉樹を伐採し針葉樹ばかりにし野ネズミや昆虫をも毒殺して来た国の政策の愚かさ。狼が死滅した事によるカモシカによる害にこまねいている人間の愚かさを繰り返さない事を切望します。併せてキャンプや釣りによる自然破壊の責任も無視出来ない。今からでも僅かに残された原生林と熊の保護を強く望む。個人的には狩猟犬と人間の関係を現代の家庭犬の飼育や躾に応用出来きたら人間も犬ももっと幸福になれるのに…。
どうするか? ★★★★★
「クマにあったらどうするか」?どうすればいいか、解らなかったので購入してみた。たぶん、クマに遭うことは一生ないのだが・・・。

「クマも、人間を恐れています。人間は気づかなくてもすぐそばにクマがいることもあります。クマも人間が通り過ぎるのを、待っているんです」というセリフには納得させられた。ただし、時折人間の前に出てくる凶暴なクマもいる、という。そういう場合は?「クマの目をじっと見据えてください。自分より強い相手には向かってきませんから」ただ、それでも向かってくる事があるという。「その場合は、あきらめてください」実に率直な考えに思わず笑ってしまう事もあるが、長年ヒグマと付き合ってきた知恵が詰まっています。
 クマや山について研究したい方にも、そうで!ない方にも楽しめます。

ヒグマの目を通じて… ★★★★★
「ヒグマ的な考え方」を身に付けたハンター、姉崎さんの目を通して見る「自然と人間の関係」というものが、いかに人間中心的な私達の見方とは異なっているかということが分ります。ヒグマが危険なのではなく、私達の無節操な行動がヒグマを凶悪化しているということがよく分りました。また、北海道ではヒグマを育むような本当に豊かな自然が失われ、見せかけだけの自然になりつつあることも身に沁みました。
How to本かと思いきや…  ★★★★★
一冊で、さまざまなことを教えてくれる本だ。ハウツー本と見紛うタイトルは、アイキャッチにすぎない。もちろん、山でクマにあったときの対処に充分すぎるほどの知識は得られるのだが、それは実はこの本の主題ではない気がした。アイヌ民族として狩りをする“最後のマタギ”だった姉崎氏の人生、自然に対して・生き物に対しての姿勢は、山という他者のテリトリーに人間が踏み込む際の礼儀や、ありきたりなヒューマニズムで片づけるべきではない“真の共生”を考える上で多くのヒントをくれる。それが、決して表面的な教訓に終わっていないのは、聞き書きという手法によるものだろう。飾らないざっくりとした姉崎氏の語り口に「何かを教えてやろう」的な説教臭さはまったくない。あるのは、65年間ひたすら“生きるため、食べるため”に狩りをしてきた彼の、「クマと山に関する知識なら誰にも負けない」という見上げるばかりの自信、矜持のみだ。アイヌ民族の風習や生活描写も詳しく記されており、文献としても評価できる。山歩きをする人、クマの生態について学びたい人にも役に立つだろう。しかし、そうした目的がない人にも面白く読め、ためになる。思いがけない掘り出しものだった。