DINO(11)決着
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丸菱デパート七代目社長であった父・丈一郎が副社長の樽谷五郎をはじめとする重役達の反逆によって解任され、すべてを失ってしまった菱井ディーノ。自分のデパートとなるはずだった丸菱デパートを取り返すべく、15年前の復讐のために丸菱デパートに入社したのだった。丸菱デパートの重役たちに起こる一連の事件の犯人を社内では「丸菱の怪人」と称されたいた。その丸菱の怪人がディーノだと確認したSPの阿部は、失明しているものの、目が見える振りをしてディーノの自宅に乗り込み、「一千万円払えば見逃す」と持ちかけられる。しかし、ディーノはそれが罠だと見破り、阿部達はディーノから手を引くこととなる。そして新たに秘書課に配属されたディーノは配属直後に、課長代理の柄沢から英雄が社長になれないと宣戦布告をされる。そんな折、再び西急デパートの榊社長がディーノの前に現れ、15年前の解任には真の黒幕がいると知ることになるのだが…!?